レイプ被害者たちが被害にあった時に着ていた服を見て、あなたは何を思う?

性犯罪の被害者が直面する世間からの「非難」

 昨年9月、米カンザス大学の学生がレイプや性的暴行の被害者たちが事件当時着ていた「服」を再現したものを展示したイベント「あなたは何を着ていた?(What were you wearing)」を開催。

 現在、この展示イベントがベルギーのブリュッセルで再び行われている。

画像1: 性犯罪の被害者が直面する世間からの「非難」

 服の隣には、それぞれの被害者たちが自らの口で語った被害当時の状況や心境を綴った説明文も展示されている。

画像2: 性犯罪の被害者が直面する世間からの「非難」

 「あなたは何を着ていた?」これは、性犯罪の被害者たちが警察や世間から必ずといっていいほど聞かれる質問だ。そして、被害者たちは大抵「服装」を理由に世間から批判を浴びる。「セクシーな格好をしていたのが悪い」「露出度が高い=誘っていると思われても仕方がない」など、被害者を非難する言葉は様々だ。

 イベント発案者のジェン・ブロックマン氏によると、この展示を見た人たちが「似たような服を私も持っている」「私も今週この服を着た」といった感情を抱くことで、レイプ被害にあった原因は服装という誤った考え方を正していきたいという。

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