アメリカに住む19歳のダンスティンは、末期がんを患っていた。そんな彼にはやり遂げたいことがあった。それは交際中の彼女と結婚すること。

 ダンスティンは18歳になる前日に、滑膜肉腫という珍しいガンを患っていることを医師から告げられた。一度は完治したものの、転移していたことが発覚し、再び闘病生活が始まった。そして数週間前、医師から余命がわずかであることを告げられた。

 そんなダスティンが心に願ったこと。それは、闘病中もずっと傍らで支えてきた恋人のシエラと結婚すること。

画像1: 19歳の末期がん少年の願い、大勢の人の助けで叶う

 ダスティンはシエラをディナーに招待し、バラの花束と一緒にプロポーズ。シエラは迷うことなく「イエス」と答えた。

 結婚することは決まったけれど、なんといっても若い2人。結婚式を挙げる資金などはない。そこで動いたのが、ダンスティンの姉ブリタニー。
 寄付金を募るサイトGoFundMe pageで2人の結婚資金を募ったところ、多くの人たちが寄付し、なんと400万円以上も集まった。

 さらにブリタニーは自身のFacebookを使って、2人が着用するタキシードやドレスなども探し始めた。
 そうするなかこのニュースが広がりを見せ、さらに多くの人が協力を申し出て、ドレスやタキシード以外にも、カメラマンやフラワーアレンジメント、音楽、フードなども用意された。

 そしてダスティンとシエラは、とても美しい結婚式を挙げて結婚した。

画像2: 19歳の末期がん少年の願い、大勢の人の助けで叶う

 ダスティンは、ワシントンポストの電話インタヴューでシエラについて、「彼女はかけがえの無い存在です。彼女なしではここまでやってこられなかった」と語った。

 結婚した2人は、今も力を合わせてガンと闘っている。

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