ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』サマンサ役で知られるキム・キャトルが、キャリー役を演じたサラ・ジェシカ・パーカーを名指しで批判した。

 現代の女性たちのバイブル的存在ともなっている『セックス・アンド・ザ・シティ』。同作の映画3作目の制作が白紙になったことから勃発した、サマンサ役のキム・キャトラルとキャリー役のサラ・ジェシカ・パーカーのバトル。

画像: 『SATC』サマンサ役女優、サラ・ジェシカを名指しで「友達じゃない」と痛烈批判

これまでの経過

 映画の3作目でサマンサ役を演じることを拒否したキムは、「キャストとは友達じゃなかった」と発言し、「サラはもっと親切にしてくれたらいいのに」と繰り返しサラを批判していた

 このキムの発言に対してサラは、「傷ついた」などと話していた。そんななか、キムの弟が急死するという悲劇が起こってしまった。弟の死を報告したキムの投稿には、ミランダ役を演じていたシンシア・ニクソンやサラも追悼メッセージを送り、キムもそれに感謝するなどキムとサラの確執は収まったものかと思われていた。

キムがサラを名指しで批判

 しかしその数日後、キムが自身のインスタグラムに「この悲劇のような時期に、あなたからの愛やサポートはいりません」とサラの名前を添えて投稿。

 さらにコメント欄には、「私の母が今日『あの偽善者のサラ・ジェシカ・パーカーはいつになったらあなたを放っておいてくれるの?』って聞いてきたの。私に歩み寄ってくるたびに、あなたが昔も今もどれだけ冷酷だったかを思い出すわ。今ここではっきりさせてちょうだい。あなたは私の家族でも友達でもない。だから最後に言うけど、この悲劇をあなたのイメージアップに利用しないでちょうだい」と冷たく批判する言葉が並べられていた。

サラの友人が発言

 このキムの投稿により、多くのファンから「こんなの見たくなかった」と悲しみの声があがるなか、サラの友人でトークショーの司会を務めるアンディ・コーエンが発言。

画像: サラの友人が発言

 「(キムの投稿を見た時)フェイクかと思ったよ。だけどサラはキムのSNSをフォローしてるし、弟の死を報告したのを見て、お悔やみの言葉を言っただけだろ。それは悲劇を利用してるってことにはならないよ。それにみんながこれを女性同士の喧嘩って報道しているところも気にくわないね。だって戦ってるのは1人(キム)だけだろ」と、サラの友人とあってかなりサラよりの立場でキムを批判する発言をしていた。

 これまでに不仲説は何度もささやかれてきたが、2016年のキムの誕生日にはサラが祝福メッセージを送ったり、お互いが不仲説を否定したりしていたものの、今回の件で2人の間には埋まることのない大きな溝があることが明らかになった。

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