英アカデミー賞に出席した英王室のキャサリン妃が、セクハラ抗議で黒ドレスの着用を促されていたなか、グリーンのドレスで出席した。

 18日(日)にロンドンのロイヤルアルバートホールで行われた英国アカデミー賞授賞式(以下BAFTA)では、セクハラ抗議の「TIME’S UP」ムーブメントをサポートするために、ほとんどの女優が黒い装いでレッドカーペットに登場した。

画像: (左から)ジェニファー・ローレンス、リリース・ジェームズ、アンジェリーナ・ジョリー。

(左から)ジェニファー・ローレンス、リリース・ジェームズ、アンジェリーナ・ジョリー。

 これは今年1月に行われた第75回ゴールデングローブ賞での動きと同じで、今回BAFTAに出席する人たちには、女性は黒いドレスで、男性は特別なピンを着けるように、という手紙が送られていた。

キャサリン妃はグリーンドレスで登場

 しかしそんななか、王室ルールで政治的言及をすることが禁止されているキャサリン妃は、ルールを破って黒ドレスを着用してセクハラ抗議をするのか、王室ルールに従うのかと注目されていた

 当日ウィリアム王子とレッドカーペットに姿を現したキャサリン妃は、ジェニー・パッカムのモスグリーンドレスを着用していた。

画像1: キャサリン妃はグリーンドレスで登場

 結果的に王室ルールに従ったキャサリン妃に対して、「やっぱり黒ドレスを着てほしかった」と残念がる声も多いけれど、よく見てみると第3子を妊娠しているキャサリン妃が着用したドレスには、大きくなったお腹の辺りに黒いデザインが入っている。

画像2: キャサリン妃はグリーンドレスで登場

 多くの女優がセクハラ抗議のために黒ドレスを着用したなか、さりげないながらも、キャサリン妃なりにセクハラ抗議の意志を見せていたのかもしれない。

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