気候にそぐわない服装で公の場に登場したことで難癖をつけられた女優のジェニファー・ローレンスが反論。「確かに」と頷きたくなる彼女の意見とは?

寒空の下、露出度高め

 最高気温が10℃を下まわるイギリス・ロンドンの寒空の下で行われた新作映画『レッド・スパロー』のフォトコールに、露出度の高いドレスで登場したジェニファー。このことがキッカケで、世間の一部の人々から「寒いのに露出しすぎ」と嘲笑されてしまった。

画像1: 寒空の下、露出度高め

 ほかの男性共演者や監督らがニットやウールのコートなどを着込んで寒さをしのぐなか、ジェニファーは、有名ブランド、ヴェルサーチ(Versace)の胸元がざっくりと開き、深いスリットから脚が露わになったセクシーな黒いドレスを着用。

画像2: 寒空の下、露出度高め

 同イベントが風が吹きすさぶホテルの屋上で行われたことを考えると、確かにものすごく寒そう…。

  

ジェニファーの反論

 普段はあまりSNS上で発言しない彼女だが、世間からの批判に相当立腹したのか、フェイスブックを通じてこの件に反論。

 ジェニファーは、彼女の服装のチョイスを嘲笑する人たちに対し、彼女らしいユーモアも交えつつ、こんな言葉を返した。

 ワオ、この『ジェニファー・ローレンス、寒い中露出しすぎ議論』に関しては、どこから始めたらいいかもわからないくらいね。この議論は完全に馬鹿げているし、気分を害されたわ。
 あのヴェルサーチのドレスは素晴らしい1着だった。あんなゴージャスなドレスを、私がコートやスカーフなんかで隠すと思う? 
 私が屋外にいたのはほんの5分くらい。でも、あのドレスのためだったら雪の中に立ったっていい。だって私はファッションを愛しているし、あれは私自身の選択だったんだから。

 さらにジェニファーは、自分が何を着るかということよりも、もっと話題にすべきことがあるとしながら、こう呼びかけ。

 こんな議論は性差別的だわ。馬鹿げてるし、フェミニズムとは呼べない。
 私の服装のチョイスについても然り、誰かの言動や行動に、いちいち波風を立てて、さして問題ではないことを大袈裟に騒ぎ立てることは、私たちの社会にとって進歩とは呼べないはず。こんな議論は、本当に話し合わなくてはいけない問題に集中する邪魔になってる。
 しっかりして、みんな。私が着ている物はすべて、自分の意思で選んでるの。寒かろうとなんだろうと、全部、私自身の選択よ! 

 フロントロウが確認したところ、記念撮影の合間に確かに寒そうな仕草を見せていたジェニファー。それでも、上着を羽織らず、お気に入りのドレスでカメラ前に立ち続けた彼女のオシャレ魂には感服。

画像: 両手を広げてひらひらさせながら凍えるジェニファー。これぞ、「オシャレは我慢」。

両手を広げてひらひらさせながら凍えるジェニファー。これぞ、「オシャレは我慢」。

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