ヒュー・ジャックマンを主演に迎えた、ショービジネスの概念を生み出したP.T.バーナムの人生を描いた話題のミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』。ザ・エンタメ映画ともいえる、圧巻の歌とダンスのシーンがたくさん詰まった今作で観客の心をつかんだのは、ザック・エフロン演じるフィリップと、ゼンデイヤ演じるアンの空中デュエットシーン。
肌の色が違うだけで思うように愛し合えない2人が、切ない気持ちを歌う「リライト・ザ・スターズ」では、ザックとゼンデイヤが見事な空中ブランコのパフォーマンスを見せる。
ゼンデイヤが裏側を激白
この感動的なシーンの裏側を、ゼンデイヤがアメリカで人気のトーク番組に出演した際に明かした。空中ブランコというお互いを信頼してこそのパフォーマンスだけれど、ゼンデイヤとザックとは初共演。さらに、しっかりとお互いのことを知る時間もなく、「はい! じゃあ次はこのシーン」という感じでいきなりザックとこの空中ブランコのシーンをすることになったという。
一番の見せ場でもある、お互いが紐につかまりながら両サイドから飛び、中央でお互いの体を掴み高速回転するというシーンでは、失敗してしまうと体がぶつかり合ってしまうことに。それが何度も起きて大変だったと話した。
番組内では、そのNGシーンが流れた。その様子は動画の3分53秒辺りから見られる。
そのあとゼンデイヤは、「これはたくさんあるなかの1つだからね(笑)」と話していた。
劇中で空中ブランコ乗りの役を演じたゼンデイヤは、人生で初めて挑戦した空中ブランコについて、「たくさんトレーニングをして足りない筋肉をつけたんだけど、もう筋肉なくなったから空中ブランコはできないよ(笑)」と笑いながらに話した。
そんなたくさんの失敗を繰り返して出来上がった、息を飲む2人の空中ブランコの完成シーンは、ぜひ劇場の大きなスクリーンでチェックして。