ジョニー・デップがついにインスタグラムを開設&指導! 初投稿の内容は? プロフィール欄に書かれていたシブい「ひと言」の意味って? (フロントロウ編集部)

ジョニー・デップがインスタデビュー

 満を持してインスタグラムを開設した俳優のジョニー・デップが、ついに記念すべき最初の投稿を行なった。

 公式アカウント「johnnydepp」に投下されたのは、まるで古城の地下室かのような石造りの壁に囲まれた部屋でカメラに向かうジョニーの姿。

 「やあ、みんな…今、みんなのために何かを撮影しているよ…ちょっと待ってて」というジョニーからのメッセージが添えられたこの1枚には、火が灯ったいくつものキャンドルや味のあるアンティーク調の家具、色鮮やかな絨毯、蝋燭台、木製の樽といった、一瞬、中世ヨーロッパにでもタイムスリップしたかのような錯覚に陥ってしまう、独特な雰囲気の家具や小物が写っている。

 ジョニーの初投稿には、彼が俳優業のかたわらメンバーとして活躍しているロックバンド、ハリウッド・ヴァンパイアーズの公式アカウントが、ロッカーたちの定番である人差し指と小指を立てる「メロイック・サイン」または「コルナ」と呼ばれるハンドサインの絵文字とコウモリの絵文字を使って反応。さらに、バンドメンバーであるジョー・ペリーも同じハンドサインとギターの絵文字を使ってリアクションした。

2つ目の投稿は8分間の動画

 初投稿から数時間後、ジョニーは2つ目の投稿として8分間わたって、カメラに語りかける動画を公開。

 新型コロナウイルスの感染拡大に世界が激震している今だからこそ、これまでは必要性を感じていなかったSNSデビューを決断したと話したジョニーは、ウイルスにより家族を失い悲しみに暮れている人、職を失い経済難に直面している人を憂い、「こんな暗い時期だからこそ、僕らはお互いに助け合わなくては」、「みなさん、どうか安全で、健康で、家で過ごそう」などとコメントした。


誰をフォローしている?

 まだ1投稿しか行っていないのに、初投稿から3時間ほどの時点で、すでにフォロワー数が75万人を突破したジョニーのインスタアカウント。

 ジョニーが同時点でフォローしているアカウントの数は45個で、その中には、ジョニーの長女でモデルや俳優として活躍するリリー・ローズ・デップ、そしてジョニーの元パートナーであり、リリーの母でシンガーのヴァネッサ・パラディといった家族のほかにも、ハリウッド・バンパイア―ズのメンバーたちそれぞれのアカウントや、ロックバンド、ビートルズやエアロスミスの公式アカウント、スティーブン・タイラー、ボブ・ディラン、ポール・マッカートニー、キース・リチャーズ、そして親友のマリリン・マンソンといった錚々たるロック界の重鎮たちのアカウントが含まれている。

画像: ジョニーとマリリン・マンソン。2001年撮影。

ジョニーとマリリン・マンソン。2001年撮影。

 さらに、役者仲間では、映画『アイアンマン』や『アベンジャーズ』シリーズのロバート・ダウニー・Jr.、ジョニーとは2001年公開の『ブロウ』や2011年公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』で共演したペネロペ・クルス、その夫で『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のハビエル・バルデムら、そして映画界では、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジェリー・ブラッカイマー、『シザーハンズ』や『チャーリーとチョコレート工場』など、過去に何度もタッグを組んでいるティム・バートン監督などのアカウントも。

 若手では、モデル兼俳優のカーラ・デルヴィーニュ、俳優のジュリア・ロバーツの姪で同じく俳優のエマ・ロバーツ、モデルのシャーロット・マッキニーといった面々がジョニーにフォローされている。


プロフィール欄に書かれた「フレーズ」がシブい

 インスタ始動とほぼ同時に、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジと並ぶ3大ロック・ギタリストの1人と言われるイングランド出身のギタリスト、ジェフ・ベックとのコラボで、故ジョン・レノンの名曲「孤独(原題Isolation)」のカバーを発表したジョニー。

 インスタグラムのプロフィール欄には、同楽曲の試聴&購入用リンクが記載されるとともに、自身に関する、こんな簡潔な「ひと言」の説明が書かれている。

「Occasional Thespian(オケ―ジョナル・セスピアン)」

 このフレーズは、日本語に訳すと「ときどき役者」といった意味になるが、後者の「Thespian(セスピアン)」という言葉には、ただ単に「役者」もしくは「俳優」という意味にくわえて、とくに“悲劇に特化した役者”という意味もある。

 昨今は、元妻のアンバー・ハードとのドロ沼離婚裁判が尾を引き、苦労が重なっているようにも見えるジョニー。そんな自身の近況を踏まえてか、少し自虐的とも取れるシブい表現をプロフィール欄に取り入れている。

 これまでSNSとは無縁だったジョニーが、今後、インスタグラムを通じて、どんな情報やメッセージを発信していくのか、目が離せない。(フロントロウ編集部)

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