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スカヨハやマイケルの映画も…映画界で問題となっている「ホワイトウォッシュ」とは

2017-1-15- 8:00

 ハリウッドでは、近年、映画における「ホワイトウォッシュ」が問題に。「ホワイトウォッシュ」または「ホワイトウォッシング」とは、非白人のキャラクターを白人の俳優が演じることで、さまざまな人種の俳優が数多く活躍する現代において、キャラクターを白人化するのは人種差別的な行為だとして批判が上がっている。

ホワイトウォッシュ 多様性 映画 whitewash diversity movie

 最近でも、黒人の世界的ポップシンガー、マイケル・ジャクソンを白人であるジョセフ・ファインズが演じて問題に。では、これまでに、どのような作品で「ホワイトウォッシュ」が行われていたのか? その一部をご紹介します。

 

『ゴースト・イン・ザ・シェル』 4月公開予定

原作:日本人 → 映画:スカーレット・ヨハンソン

ゴースト・イン・ザ・シェル 攻殻機動隊 映画 スカーレット・ヨハンソン Ghost In The Shell Scarlett Johansson

映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』で草薙素子役を演じているスカーレット・ヨハンソン。

日本の漫画『攻殻機動隊』が原作の本作で、主人公の草薙素子役を映画『アベンジャーズ』のスカーレット・ヨハンソンが演じることが決定。するとネットで「アジア人キャラクターを白人化するのを止めて!」という署名運動が起こり、現在10万人以上の署名が集まっている。

監督の主張

昨年、日本で行われた『ゴースト~』の特別イベントに参加した監督のルパート・サンダースは、キャスティングについての批判に、「思うに、誰かをキャスティングすれば、誰かはそれに対して批判するものだよね」と、誰を起用しても批判は避けられないとコメント。そのうえで今回のキャスティングについては、「自分の決定を支持する」と語った。

 

『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』 2015年公開

原作:ネイティブ・アメリカン → 映画:ルーニー・マーラ

PAN ネバーランド、夢のはじまり 映画 ルーニー・マーラ Pan Movie Rooney Mara

映画『PAN~ネバーランド、夢のはじまり~』のルーニー・マーラ。

ルーニーは、『ピーターパン』の実写版で、ネイティブ・アメリカンのタイガーリリーを演じて大バッシングを受けることに。『ゴースト~』同様、署名運動が起こり、「子供向け映画へのこのキャスティングは、とても恥ずべきことです。子供たちに、お手本となる人物はみな白人だと教えることになるなんて、受け入れられません」と、批判があがった。

ルーニーが謝罪

批判を受けルーニーは、「私は本当に、本当に、ホワイトウォッシングの議論に、白人化をした側の立場でいることが嫌なの。あちら側には二度と立ちたくない。人々が怒り、失望していた気持ちが理解できるわ」と後悔していることをTelegraph紙に語った。

 

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