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アメリカの深刻なレイプ問題を描いたレディー・ガガの曲・MV・映画について

2016-5-31- 11:17

 シンガーのレディー・ガガが、アメリカの大学でのレイプ問題をテーマにしたドキュメンタリー映画『ハンティング・グラウンド』の挿入歌として制作した曲、「ティル・イット・ハプンズ・トゥ・ユー」。

 同曲は2016年のグラミー賞やアカデミー賞で話題になり、アメリカ社会に陰を落とす深刻な問題に光を当てている。曲の内容や、ガガが参加した理由、さらにはガガの参加によって生まれている結果などを、フロントロウ編集部が伝える。

The 88th Annual Academy Awards arrivals at Hollywood & Highland - Hollywood, California

 

この曲が浮き彫りにするアメリカの社会問題とは?

 曲が題材にしているのは、アメリカの大学キャンパスで多発し、社会問題に発展しているレイプ事件。

 レイプ被害者へのインタヴューなどから制作された2015年のドキュメンタリー映画『ハンティング・グラウンド』によると、大学または短大に在学中にレイプもしくはレイプ未遂の被害にあう女性の割合は、なんと5人に1人。大学側の対応の問題も指摘されていて、映画では、多くの有名校が大学の評判を落とさないために事件を隠ぺいする傾向にあると主張されている。

 今回ガガが制作した「ティル・イット・ハプンズ・トゥ・ユー」は、この映画『ハンティング・グラウンド』のテーマ曲。収益の一部は、レイプ被害者の支援団体に寄付されるという。

  ちなみに映画『ハンティング・グラウンド』は、日本ではネットフリックスで視聴できる。

 

ガガがレイプ被害者たちを積極的に支援する理由

 ガガがこの曲の制作に参加することを決めたのには、ある重大な理由が。

 それは、彼女自身がレイプの被害者だから。

 2014年にのラジオ番組のインタヴューで、19歳の頃に1歳年上の男性に無理やりレイプされた経験があると明かしたガガ。自身の経験について、こう語っている。

「レイプは毎日のように起こっているわ。とても怖くて悲しいことよね。自分の身に起きたとき、最初のうちはそこまでショックは感じていなかったんだけど、4、5年経って急にトラウマに悩ませれるようになったの。“レイプの被害者”だっていうレッテルを貼られたくなくて、誰にも言えずにいたわ」―ガガ、ラジオ番組『スターンショー(原題)』で語って。

被害者の心の闇を描いた歌詞の内容とは?>>>

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