「もう一度だけ会いたかった」ローナ・ショア・ウィル・ラモスが父への想いを歌う 心震える「グレンウッド」MVが日本語字幕付きで公開


世界を席巻するメタルバンド、ローナ・ショア。その最新ミュージック・ビデオ「グレンウッド」が、今、ファンの涙を誘っている。公開された日本語字幕版では、ヴォーカルのウィル・ラモスが語る“父との再会”の物語が、痛いほどリアルに描かれている。
楽曲の終盤、ウィルの実父が登場するシーンは圧巻だ。10年間の沈黙を経て向かい合う父と息子。部屋の空気が張りつめ、視線の交わりだけで、言葉以上のものが伝わる。ウィルが育った“グレンウッド・アベニュー”は、彼にとって過去と現在をつなぐ象徴であり、父の「俺は木、お前は枝」という言葉は、時間を超えた絆のメタファーとして響く。
「こんなに長く怒り続ける価値が本当にあるのか?」というメッセージは、聴く者の胸に突き刺さる。SNSでは「胸が締めつけられた」「音よりも沈黙の方が痛い」との感想が相次いでいる。ローナ・ショアの激烈なサウンドの中に潜む、人間の脆さと温かさ——「グレンウッド」は、そのすべてを暴き出す。怒りではなく、赦しのメタル。その静けさにこそ、ローナ・ショアの魂が宿っている。
「グレンウッド」の日本語字幕入りミュージック・ビデオはこちら

【アルバム情報】
Lorna Shore – I Feel The Everblack Festering Within Me
『アイ・フィール・ザ・エヴァーブラック・フェスタリング・ウィズイン・ミー』
発売中
SICP-6708
\2,860(税込)
解説・歌詞・対訳付
【収録曲】
1. プリズン・オブ・フレッシュ
2. オブリヴィオン
3. イン・ダークネス
4. アンブレイカブル
5. グレンウッド
6. ライオンハート
7. デス・キャン・テイク・ミー
8. ウォー・マシーン
9. ア・ネイムレス・ヒム
10. フォーエヴァーモア
11.オブリヴィオン(インストゥルメンタル・ヴァージョン)*
*日本盤のみ、ボーナス・トラック