オジーへの想いが、世界最高峰の音楽賞に確かに届いた瞬間だった。イギリス出身の若きロック・スター、ヤングブラッドが、ブラック・サバスの名曲「Changes」のライブ・パフォーマンスでグラミー賞最優秀ロック・パフォーマンス賞を受賞。自身初となるグラミー獲得という快挙を成し遂げた。
評価されたのは、昨年バーミンガムで開催されたオジー・オズボーンのフェアウェル・コンサートで披露された「Changes」のステージだ。ただのカバーではなく、楽曲に込められた哀愁や祈り、そしてオジーへの深い敬意が、ヤングブラッド自身の声と存在感を通して再構築されていた点が、強く心を打った。
受賞の瞬間、会場の空気はひときわ感情的なものに包まれた。レッドカーペットでは、オジーの妻シャロン・オズボーンが「ヤングブラッドが受賞することで、彼と共にいつもオジーの存在を感じることができる」と語り、トリビュートの意味の大きさを噛みしめるような表情を見せていた。名前が読み上げられたヤングブラッドは、シャロンの手を取りステージへ。トロフィーを受け取った瞬間、シャロンが涙を流す姿は、この受賞が単なる栄誉以上のものだったことを物語っていた。
スピーチでヤングブラッドは、音楽だけで自分のすべてを語れることへの感謝を口にし、オジーが自身にとって単なるアイドルではなく、ミュージシャンとして、人間としての指針だったと明かした。「彼を敬う機会を得られたことを誇りに思う」という言葉には、ロックの精神が世代を超えて受け継がれていく確かな手応えがあった。
さらに印象的だったのは、オジーとの最後のやりとりについての告白だ。「何か君のためにできることはあるか?」と問われ、「音楽だけで十分だ」と答えたというエピソードは、ロックという文化そのものへの信頼と愛を感じさせる。ヤングブラッドは、オジーが今もすべてのステージに共に立っている存在だと語り、会場の多くが静かにうなずいた。
授賞式直前には、幼い頃におもちゃのギターとマイクを手にした自身の写真をインスタグラムに投稿。「昔のこのクソガキに、グラミーに行くと言ったら信じなかっただろう」と綴りつつ、支えてくれた仲間たちへの感謝とロックンロールへの愛を全力で叫んだ。
少年の夢は、オジーへの想いとともに現実となった。ヤングブラッドは今、過去と現在、そして未来をつなぐ存在として、ロックの最前線に立っている。

【商品情報】
ヤングブラッド『アイドルズ』
発売日:2025年6月20日
詳細はこちら: https://store.universal-music.co.jp/product/uicc90017/
試聴はこちら:https://umj.lnk.to/YUNGBLUD_IDOLS
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日本公式HP:https://www.universal-music.co.jp/yungblud/
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