LAオルタナティヴ・ロックの重鎮、シルヴァーサン・ピックアップスの7枚目となるニュー・アルバム『テンターフックス』が本日リリースされた。日本でもデジタル配信がスタートし、長年バンドを追いかけてきたファンはもちろん、90年代以降のオルタナ・ロックを愛するリスナーにとっても見逃せない一日となっている。
今作でまず注目すべきは、前作に続きプロデュースを手がけているのがブッチ・ヴィグである点だ。ニルヴァーナの歴史的名盤『ネヴァーマインド』をはじめ、スマッシング・パンプキンズやグリーン・デイなど数々のロック名作に関わってきた人物の名前は、それだけで作品への期待値を一段引き上げる。シルヴァーサン・ピックアップスはここ数作でヴィグとの関係を深めてきたが、その集大成とも言えるのが本作『テンターフックス』である。
フロントマンのブライアン・オーバートは、本作を「タイトで、せっかちで、よりアグレッシヴ」な作品だと語る。片面5曲、1枚のLPとして成立する構成を意識したという言葉通り、全編にわたって無駄のない緊張感が漂う。不安定で変化の激しい時代の只中で制作されたこのアルバムは、「自分たちはどこへ向かっているのか」という内省的な問いを抱えながらも、生々しく荒々しいサウンドとして結実している。
結成から25年を超えるキャリアを持つバンドにとって、『テンターフックス』は単なる最新作ではない。「今の時代に適しつつ、できる限りタイムレスであること」を意識した全10曲は、円熟味と衝動が同時に鳴り響く内容だ。シルヴァーサン・ピックアップスが今どこに立ち、これからどこへ進もうとしているのか。その答えの一端が、このアルバムには刻み込まれている。
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【商品情報】
■アルバム『テンターフックス』
(原題: TENTERHOOKS』
2026/2/6 Release
*配信限定リリース
1. New Wave
2. The Wreckage
3. Au Revoir Reservoir
4. Wakey Wakey
5. Witness Mark
6. Thorns and All
7. Long Gone
8. Running Out of Sounds
9. Interrobang
10. Hot Wired
【リンク】
●オフィシャルサイト















