カーディ・Bがヘアケアブランド「Grow-Good Beauty」をローンチ “実体験ベース”で注目集める理由


グラミー賞受賞の人気ラッパーカーディ・Bが、自身のヘアケア体験をもとに開発したブランド「Grow-Good Beauty」を発表し注目を集めている。(フロントロウ編集部)
カーディ・B、実体験をもとにブランドを展開
音楽だけでなくファッションやビジネスでも影響力を広げてきたカーディ・Bにとって、「Grow-Good Beauty」は長年構想してきたプロジェクトのひとつ。幼少期から家庭で行なってきたナチュラルなヘアケアや、自身の髪のダメージに向き合ってきた経験が開発のベースになっている。

米Byrdieのインタビューでは、「学んだのは、化粧品作りには時間がかかるということでした。容器に詰めるだけだから簡単だと思われがちだし、そうする人もいるけれど、私は違います」「自分の仕事は厳しく評価されるものだから、完璧に機能する最高のものを作らなきゃいけないのです。中途半端なものは嫌いだから」と語り、自身のブランドに対する並々ならぬ責任感と、ファンを裏切らない誠実な姿勢を覗かせた。
SNSでの発信が商品化につながる
近年、自然な髪の健康を優先することを意識しているというカーディ。2020年にはアボカドや卵などを使ったDIYヘアマスクを公開し、腰まで伸びた自然な髪を披露して話題に。米Peopleは、同様のケアを試したいという関心が多く寄せられていたと報じており、こうした反応がブランド立ち上げの背景のひとつとなった。
伝統とテクノロジーを組み合わせた処方
ラインナップはシャンプーやコンディショナー、ヘアマスク、セラムなど計6製品。植物由来の補修成分を軸とした設計で、ダメージケアと髪の健康に焦点を当てている。さらに、アボカドやココナッツなど、ドミニカ系の家庭で親しまれてきた素材の発想も取り入れられており、伝統的なケアと現代技術を掛け合わせている。
カーディは、髪の美しさについて「成長し、健康であることが重要」という考えを示しており、特定の質感にとらわれない価値観を打ち出している。すべての製品はヴィーガンかつクルエルティフリーで、幅広い髪質に対応している点も特徴だ。
ブランドは正式ローンチ後すぐに商品が完売するなど高い関心を集めており、現在は入荷待ちの状態となっている。SNS上でも「「やっと商品化された」「絶対試したい」などのコメントが寄せられていて、注目度の高さがうかがえる。
“実体験ベース”が差別化のポイントに
ビヨンセなど著名人によるヘアケア市場への参入が続くなかで、カーディ・Bのブランドは自身の髪の悩みやケア経験に基づいている点が特徴だ。彼女はこれまで、ブリーチやスタイリングによるダメージや乾燥に悩んできたことも明かしており、そうした課題に向き合いながらケア方法を模索してきた。
こうした実体験に裏打ちされた背景が、関心を集める理由のひとつといえそうだ。。
音楽シーンで築いた影響力を背景に、美容業界でも存在感を示すことができるのか。「Grow-Good Beauty」の今後の展開に注目が集まる。












