「ナイトライダー」の展示車に速度違反切符 ”動いていない”のになぜ


米イリノイ州の博物館が所蔵する人気ドラマ『ナイトライダー』のレプリカ車「K.I.T.T.」に、ニューヨーク市から速度違反の切符が届いた。その車は10年以上、一度も公道を走っていないにもかかわらず、だ。(フロントロウ編集部)
展示中のKITTが「時速36マイル」で摘発されていた
米UPIが伝えたところでは、イリノイ州のVolo Museum(ヴォロ・ミュージアム)が所蔵する1982年型ポンティアック・ファイアーバード・トランスアム——1982〜86年に放送された人気ドラマ『ナイトライダー』に登場する話す車「K.I.T.T.」のレプリカ——に、ニューヨーク・オーシャン・パークウェイでの速度違反を告げる切符が届いた。
制限速度時速25マイルの区間を36マイルで走行したとされ、罰金は50ドル。問題の車には「KNIGHT」というナンバープレートがつけられており、そのプレート情報からVolo Museumに請求が届いた。
ナンバープレートは、ギフトショップで売っている”ノベルティ品”だった
じつは、件のナンバープレートは公道走行用の正規プレートではなく、ミュージアムのギフトショップで販売しているノベルティ品だった。「最初は冗談だと思いました。その後、ニューヨーク市の公式サイトで確認したら本当だったのです」と、マーケティング・ディレクターのジム・ウォジダラ氏はUSA Todayに語った。
Volo Museumは映画やドラマのゆかりの車コレクションで知られる施設で、「K.I.T.T.」が公道を走ったのは10年以上前が最後だという。
「ハッセルホフに連絡を」のジョーク投稿が世界中で話題に
ミュージアムはSNSで「ハッセルホフの連絡先を知っている方はいませんか?彼が50ドル払うべきです」とジョーク交じりに投稿し、大きな反響を呼んだ。「K.I.T.T.」を駆るデビッド・ハッセルホフが深夜のニューヨークを疾走した——そんな想像を膨らませたファンも多かった。
その後、ニューヨーク市交通局は「切符は誤って発行されたため取り消す」と正式に回答。現在、ミュージアムが申請していた審査も不要となり、お騒がせなケースは幕を閉じた。





