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やっぱり日本食は最強!米栄養士が選ぶ今年のスーパーフード、3位はブルーベリー、2位はシード類、1位は…

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BY FRONTROW Editorial Dept.
やっぱり日本食は最強!米栄養士が選ぶ今年のスーパーフード、3位はブルーベリー、2位はシード類、1位は…

海外の栄養士757人に聞いた、2023年に注目のスーパーフードTOP10をご紹介。1位に輝いたのは、日本の食卓でおなじみの食品だった!(フロントロウ編集部)

栄養士が選ぶ2023年のベストスーパーフードが発表

 ニューヨークに拠点を置く食品・ウェルネス系の広告代理店Pollock Communicationsと、栄養や健康、減量に関する情報を発信するメディアToday’s Dietitianが、毎年恒例のトレンド予測レポート「What’s Trending in Nutrition」を発表。

 「What’s Trending in Nutrition」は、栄養士へのアンケート調査を元にしたトレンド予測で、2023年のトレンド予測は757人の登録栄養士の回答から導き出されたもの。

 そんな「What’s Trending in Nutrition」のメイン項目「Top 10 Superfoods for 2023(2023年のベストスーパーフード トップ10)」では、日本人ならなじみ深いある食品が1位に。

 気になるそのランキングTOP10をカウントダウンでご紹介。

10位:乳不使用の代替乳

 オーツミルクやアーモンドミルクなど、乳由来でない代替乳が10位にランクイン。植物性ミルクをはじめとした代替乳は、環境への負荷軽減などさまざまな観点で支持されている。

9位:古代穀物

 9位に選ばれたのは、日本では雑穀や古代米として知られる古代穀物。キヌアやたかきび、アマランサスなど、古代から存在している雑穀がトレンドに。

8位:緑茶

 日本では食事のお供として欠かせない緑茶は、海外ではスーパーフードとして注目。

7位:藻類、海藻、海苔

 海で採れる藻類や海藻、海苔は、海外のSNSでも今注目のスーパーフード。PinterestやWhole Foods Marketも2023年のトレンドフードとして予測している。

6位:ほうれん草などの葉物野菜

 ほうれん草などの葉物野菜は、手軽に取り入れられてカリウムや鉄分、βーカロテン、ビタミンA、Cが豊富。

5位:ピスタチオ、アーモンド、クルミなどのナッツ類

 小腹が空いたときに取り入れやすいナッツ類も、栄養士が選ぶベストスーパーフードにランクイン。

4位:アボカド

 多くのセレブがお気に入りの食品として明かすアボカドは、美味しいだけでなく栄養満点。なんと「世界一栄養価の高い果物」としてギネス認定されている。

3位:ブルーベリー

 小さな粒に美容や健康に欠かせない成分がたっぷり詰まっているブルーベリーが3位に。ブルーベリーは、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維、ミネラル、アントシアニンなどが豊富。

2位:チアシードやヘンプシードなどの種子類

 スーパーフードの王道というイメージが強いチアシードやヘンプシードは、やっぱりTOP3以内にランクイン。近年では、オーバーナイトオーツなどオートミールと一緒に取り入れるのも人気。

1位に輝いたのは日本の食卓でおなじみのあの食品

1位:ヨーグルト、キムチ、漬物などの発酵食品

 錚々たるメンツの中で晴れて1位に輝いたのは、ヨーグルトやキムチ、漬物などの発酵食品。スーパーフードの1位となると、手が届きにくい製品が選ばれていそうなイメージがあるけれど、発酵食品なら取り入れやすい。

 なぜなら日本は世界有数の発酵大国だから。湿度が高く、発酵微生物が繁殖しやすい日本では、調味料からごはんのお供、おやつまで発酵食品がかなり豊富。そんな発酵食品が栄養士が選ぶベストスーパーフードに選ばれているということは、日本食は最強と言っても過言ではない。

 日本でおなじみの発酵食品は、近年欧米で人気が上昇。セレブが発酵食品のトレンドを牽引していて、ヴィクトリア・ベッカムは何年も前から食事に納豆を取り入れており、ミランダ・カーやカイリー・ジェンナーは味噌汁がお気に入りだと明かしている。

 海外の栄養士が選ぶ、2023年のベストスーパーフード。健康的な食事習慣を目指すなら、発酵食品が多い和食を中心にするよう意識してみるのもよさそう。(フロントロウ編集部)

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