エクストリーム・メタルというジャンルにおいて、ここまで「匿名性」と「身体性」を突き詰めたバンドは稀だ。ポルトガル発の5人組、GAEREAは、その異質さゆえに世界的な注目を集めてきた。そして今、その存在がついに日本へと持ち込まれる。
全身黒、マスク、紋章。彼らは顔という情報を排除することで、演奏者個人ではなく、音楽そのものを前景化させてきた。その姿は亡霊のようでもあり、宗教的儀式の司祭のようでもある。ライブ・パフォーマンスでは、その装いが身体的表現と結びつき、観る者に強烈な没入感を与える。
そんなゲリアの現在地を示すのが、新作アルバム『Loss』だ。Century Media Records移籍第1弾として放たれたこの作品は、10年にわたる魂の叫びを凝縮した一枚であり、暴力性と脆さが同時に鳴り響く。ジャンルの境界線を溶かしながら、彼ら独自の音楽世界を確立した決定的作品と言える。
7月14日、SPACE ODDで行われる一夜限りの初来日公演は、その音楽と思想を体感できる貴重な機会となる。日本盤CDのリリースも予定されており、この“儀式”をきっかけに、日本のメタル・シーンに新たな波紋が広がることは間違いない。
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「Submerged」のミュージック・ビデオはこちら
「Hellbound」のミュージック・ビデオはこちら


【アルバム情報】
https://sonymusicjapan.lnk.to/Gaerea_Loss
GAEREA 『Loss』
配信中(輸入盤3月27日発売)
【収録曲】
1 Luminary
2 Submerged
3 Hellbound
4 Uncontrolled
5 Phoenix
6 Cyclone
7 LBRNTH
8 Nomad
9 Stardust
【初来日公演情報】
7月14日(火)代官山SPACE ODD















