伝説的バンドピンク・フロイドの“幻のライヴ”が、ついに単独の公式CDとして世に出る。1975年4月26日、ロサンゼルス・スポーツ・アリーナで行われた公演を完全収録した『ライヴ・フロム・ロサンゼルス・スポーツ・アリーナ1975』の日本盤CD化が決定した。これまで2025年発売の『炎~あなたがここにいてほしい』50周年記念盤に付属するBlu-rayの音声特典としてしか聴けなかった音源が、2枚組CDとして独立リリースされることになる。
この公演は長年、熱心なファンの間で“語り継がれてきたライヴ”だった。理由は明白だ。セットリストには『狂気』の完全再現に加え、当時まだ正式リリース前だった楽曲群が含まれている。後に『アニマルズ』へと結実する「レイヴィング・アンド・ドルーリング」「ユーヴ・ガット・トゥ・ビー・クレイジー」の初期形態を、まさに進化の途上で体感できる内容となっている。
さらに特筆すべきは、この音源がもともとブートレッグとして知られていた点だ。録音を手がけたのは、“マイク・ザ・マイク”の異名で知られる伝説的テーパー、マイク・ミラード。驚異的な音質で知られる彼のマスターは、米ローリング・ストーン誌からも「公式で広く聴かれるべき」と激賞されてきた。
その評価に現代の技術で応えたのが、プロデューサー/ミュージシャンのスティーヴン・ウィルソンである。精緻なレストアとリマスタリングによって、130分超のフルライヴは生々しい臨場感を取り戻した。アンコールの「エコーズ」まで含め、本作は1975年という転換期のピンク・フロイドを決定的に刻み込んだ記録だ。
2026年6月5日にリリースされる本作は、再評価が進むピンク・フロイドの“現在地”を示す一枚でもある。半世紀を経てもなお更新され続ける伝説。その核心に触れることができる貴重な作品となるだろう。
Raving And Drooling (Live from the Los Angeles Sports Arena, 1975)(音源)
You’ve Got To Be Crazy (Live from the Los Angeles Sports Arena, 1975) (音源)

【プロダクツ概要】
●ピンク・フロイド 『ライヴ・フロム・ロサンゼルス・スポーツ・アリーナ1975』
PINK FLOYD/Live from the Los Angeles Sports Arena, 1975
2026年4月24日発売 SICP 6772~3(2枚組CD 定価:\3,520(Tax In)
<収録曲>
CD1:
1 レイヴィング・アンド・ドルーリング/Raving And Drooling
2 ユーヴ・ガット・トゥ・ビー・クレイジー/You’ve Got To Be Crazy
3 クレイジー・ダイアモンド(Pts. 1-5)/Shine On You Crazy Diamond (Pts. 1–5)
4 葉巻はいかが/Have a Cigar
5 クレイジー・ダイアモンド(Pts. 6-9)/Shine On You Crazy Diamond (Pts. 6–9)
CD2:
1 スピーク・トゥ・ミー/Speak to Me
2 生命の息吹き/Breathe (In the Air)
3 走り回って/On the Run
4 タイム/Time
5 虚空のスキャット/The Great Gig in the Sky
6 マネー/Money
7 アス・アンド・ゼム/Us and Them
8 望みの色を/Any Colour You Like
9 狂人は心に/Brain Damage
10 狂気日食/Eclipse
11 エコーズ/Echoes
【リンク】
特設サイト: https://www.110107.com/pinkfloyd_LosAngeles
日本公式: https://www.pinkfloyd.jp/
アーティスト公式: https://www.pinkfloyd.com/















