サブリナ・カーペンター、コーチェラ衣装が話題、Diorで見せた新時代の主役感


サブリナ・カーペンターが、2026年のコーチェラで披露したステージ衣装とメイクで大きな注目を集めた。今回話題になっているのは、ジョナサン・アンダーソンが手がけたChristian Diorのカスタム衣装4着を軸に、全体では5つのルックで見せた“オールド・ハリウッド”の現代版。音楽だけでなく、ファッションとビューティーの両面で、今年のフェスの空気を決定づけた。
Diorのカスタム4着で作った“主役の物語”

今回のステージは、「ハリウッド・ヒルズ」を思わせるセットや「SABRINAWOOD」のサインが置かれた、映画のような世界観で構成された。その中でサブリナは、ルビーレッドのセットアップ、ゴールドのスパンコールドレス、パール刺繍入りのブドワール風ルック、ブラックレースのドラマチックなアンサンブルという4つのDiorカスタム衣装を披露。さらに全体では、コバルトブルーのタートルネックを含む5つのルックでステージを組み立てた。
オープニングで印象を残したのは「Manchild」ではなく「House Tour」。衣装は遠くの観客や巨大スクリーン越しでも映えるよう、光沢感やドールのようなシルエットが意識されていたという。特にフリンジやケープは、動きや風まで演出に取り込む設計になっていた。
今年のコーチェラは“クリーン”より“表現”
ビューティー面でも、2026年のコーチェラは大きく方向転換した。これまで強かった“クリーン・ガール”系のミニマルな空気よりも、今年は自己表現を前面に出す「メインキャラクター・エナジー」が主流に。サブリナを象徴する重ためのチーク、存在感のあるアイメイク、ラインストーン、グロッシーな質感、そして鮮やかなカラーがキーワードになっている。
つまり今年は、ナチュラルに整えるより、“どう見せたいか”を意識したメイクが強い。フェスの場が、単なるトレンド消費ではなく、自分のキャラクターを打ち出す場所になっていることが伝わってくる。
セレブたちの装いも“物語性”重視に
カイリー・ジェンナーやヘイリー・ビーバーらも、それぞれ異なる方向で存在感を発揮した。カジュアル、ヴィンテージ、ミニマルとスタイルは違っても、共通していたのは“ただ着る”のではなく、どう見られるかまで設計されたルックだったことだ。
2026年のコーチェラを象徴したのは、サブリナ・カーペンターの衣装そのものだけではない。4着のDiorカスタムと5つのルックを通して、ステージ上でひとつの物語を成立させたことにある。今年のフェスでは、ファッションもメイクも、主役になるための演出としてさらに重要になっている。












