米サンディエゴ発のインディ・ポップ・ロック・バンド、オールモスト・マンデーが9月9日、セカンド・アルバム『THANK GOD IT’S ALMOST MONDAY』をリリースした。自分たちのバンド名をタイトルに入れた本作は、喜びと痛みの両方を抱えた1年から生まれたという。(フロントロウ編集部)
太陽のサウンドに、内省的な歌詞
オールモスト・マンデーは、ボーカルのドーソン・ドハティー、ギターのコール・クリスビー、ベースのルーク・ファブリーによる3人組。全員が1998年生まれでソングライターを兼ね、共通の趣味はサーフィンだ。カリフォルニアの太陽を思わせるオルタナティブ・ポップとインディ・ロックの融合で知られ、デビュー・アルバム『ダイヴ』の収録曲「can’t slow down」では、米BillboardのAlternative Airplayチャートで自身初の1位を獲得している。

2作目となる本作は、明るくリズミカルなプロダクションはそのままに、ソングライティングがより鋭く、内省的になった。成長や自分との対話といったテーマは、最初からコンセプトとして決めていたのではなく、制作を重ねるうちに自然と浮かび上がってきたものだという。バンドは本作について、こうコメントしている。
「本作を制作した時は、人生で最高であり、同時に最悪でもあった1年でした。実際に人生を生き、そこで感じたことを正直に形にした結果がこのアルバムです」
先行リリースされた「no more regrets」は、バンド史上最速のペースで伸びた曲となり、全米オルタナティブ・ラジオ・チャートで10位を記録した。

フランスの観客に向けた「french kids」
アルバムのフォーカス・トラック「french kids」は、ワールド・ツアーのヨーロッパ公演で出会った観客へのオマージュとして生まれた。きっかけは、フランスの“Le Bikini”という会場でのライヴ。周りの目を気にせず音楽に身を委ねる観客の姿を、バンドはこう振り返る。
「それがすごくピュアで、彼らは心から“今、この瞬間”を生きているように見えました。「french kids」は、あの夜そこにいた観客との対話のような曲です」
この曲のVevoライヴ・パフォーマンス映像も公開されている。ボーカル、ギター、ベースそれぞれの持ち味が生きた演奏だ。
総再生回数は15億回を突破し、<iHeartRadio Music Awards 2026>では最優秀新人アーティスト(オルタナティブ部門)にノミネート。日本でもこれまでに2度の来日公演を行ってきたバンドは、本作を引っ提げた大規模な北米・ヨーロッパツアーを控えている。


















