イタリア生まれランジェリーブランド、ラペルラ(La Perla)がNYファッションウィークで新作コレクションを発表した。
ランウエイには数々のスーパーモデルが登場し、トップバッターにはナオミ・キャンベル、 そして2017春夏コレクションのミューズを務めるリウ・ウエン、イザベリ・フォンタナと続き、ファイナルを飾ったのは、ケンダル・ジェンナー。 また、会場にはグウィネス・パルトロウの姿もあった。
クリエイティブディレクターのジュリア・ハートは、彼女のセカンドシーズンでアーティストの目から見た自然の想像的な探求に乗り出した。
デザイナーは、画家が歴史を通して表現するように、ブリティッシュガーデンのモチーフにインスピレーションを受け、ラファエル前派の画家、ローレンス・アルマ=タデマの青々とした葉から、バロック時代の静物画で知られるラッヘル・ライス、アメリンモダニズムのジョージア・オキーフまで、花が 2017 年秋冬レディ・トゥ・ウェア・コレクション全体の一貫したメッセージとなった。
どのようなシチュエーションにもぴったりの220ものウェアは、ラペルラのランジェリーの知識を強調し、ジャケット、シャツ、ガウン、ドレスにはビルトインブラを組み合わせ、インナーを身につけなくても着ることができる仕様になっている。
花が主役のコレクションだが、高級リバーレースや、タータンや千鳥格子などの英国風のトラディショナルな要素が魅力的なコントラストを加えている。
シューズとバッグは、チャーミングなディテールでジュリアのアートにおけるガーデン探索を表現し、アクセサリーを飾るメタルエレメントは、蜘蛛、鳥、コオロギ、蜂など、ガーデンの生き物を思い起こさせる。
また今シーズンのハンドバッグコレクションは、2つの主な形に集中しており、ラペルラ創設者のアダ・マゾッティへのオマージュであるアダバッグや、ラペルラの象徴的なサスペンダーフックのディテールが取り入れられている1954 バッグが登場した。