シンガーの故マイケル・ジャクソンの長女で現在18歳になるパリス・ジャクソンがフランス・パリの観光名所、エッフェル塔の前で何やら写真撮影を行っている姿が目撃された。
モデルとしての本格的なシューティングは今回が初めてとなるパリスが、この日撮影していたのは、名物デザイナーのカール・ラガーフェルドがクリエイティブ・ディレクターを務める老舗ブランドCHANEL(シャネル)の新広告。
シースルーのボウタイブラウスをハイウェストのタイトスカートにINしたオールホワイトのスタイルに、スタッズつきの手袋やシルバーのバックルがついた細ベルトでアクセントをプラスしたコーディネートで、軍服に身を包んだ男性モデルに囲まれるパリス。右手にはアメリカの星条旗、左手にはトリコロールカラーのフランス国旗が。
白いブラウスのほかにも、パリジェンヌたちの定番であるフレンチボーダーのロングスリーブTシャツに黒いクロップトパンツを合わせ、足元にはフラワーモチーフの刺繍が入ったレースアップブーツを履いたカジュアルなスタイルも披露していた。
父の盟友マドンナにそっくり!?
このパリスの撮影風景の様子を見たネットユーザーたちからは、彼女がシンガーのマドンナの若い頃の姿にそっくりだという話題でもちきりに。
パリスがこの日していた、プラチナブロンドのショートヘアに真っ赤なリップ、太めに強く描かれた眉毛というヘア&メイクが1980年代のマドンナに瓜二つだと感動の声が上がっている。
1990年代にはロマンスの噂が浮上したこともある同い年の2人は、盟友として知られ、2009年にマイケルが急逝した際にはマドンナが追悼パフォーマンスを披露した。
2世モデルブームに乗ってブレイクの予感!
シャネルの広告と言えば、2015年には俳優のジョニー・デップと女優のヴァネッサ・パラディの長女リリー・ローズ・デップがアイウェアコレクションの広告塔に抜擢されたことでも知られている。
リリー・ローズは、その後、モデルとしてだけでなく、女優としての活動も本格的にスタートしていて、彼女と同様にパリスも「今後活躍の幅を広げていくのでは?」と期待されている。
さらに、以前フロントロウでもお伝えしたように、同ブランドは昨年末に行われたプレ・フォール・コレクションのランウェイでもセレブを両親に持つ数々のモデルたちを起用して話題に。
その後、そのほかの人気ブランドも次々にコレクションや広告に2世モデルたちを登場させて、ファッション界では現在、「2世モデルブーム」が巻き起こっている。
歴史に名を残す「キング・オブ・ポップ」のマイケルを父に持つパリスは、2世モデルの中でも、まさにサラブレッドのような逸材。
今回の撮影中に自身のSNSで「2017年は猛進の年になる。行動を起こそう。すべての目標を達成しよう。自分自身と恋に落ちる方法を学ぼう。あなたを疑った人たちを抑えよう」とメッセージを発信していたパリス。
みなぎるヤル気を感じさせるこのコメントから見ても、ついに父と同じエンターテイメント業界に足を踏み入れた彼女が、何らかのアクションを起こし、飛躍しようとしているのは明らかだ。
まずは、彼女の初仕事となったシャネルの広告の完成を心待ちにするとしよう。