今や私たちの生活に欠かせないものとなっている、スマホやPCといったデジタル機器。スマホを家に忘れただけで不安になったり、SNSでの人間関係に疲れてしまったり…という経験がある人もいるのでは?

カーリー・クロス Karlie Kloss

 そんなスマホへの依存や、ネットによる悪影響を軽減するため、海外セレブたちは「デジタル・デトックス」を取り入れている。

 

「デジタル・デトックス」とは?

 「デトックス」とは解毒という意味で、「デジタル・デトックス」はその名の通り、デジタル機器による悪い影響を体から取り除こうというもの。 スマホやPCから距離を置いて、それらデジタル機器への依存を少なくするのが目的となっている。

デジタル・デトックス Digital Detox

 では、実際にどんなセレブたちがデジタル・デトックスを行っているのか?

 

 

セレーナ・ゴメス

(インスタグラムのフォロワー数1位のシンガー)

セレーナ・ゴメス selena gomez

 8月に持病の治療に専念するため活動を休止したのち、11月にアメリカン・ミュージック・アワードで見事復帰を果たしたセレーナは、約3ヵ月の療養期間中にデジタル・デトックスを実行していたことを告白

「90日間、一切スマホを持ち歩いていなかったの。すごくリフレッシュした気分になれて、気持ちが穏やかになって、心が癒される感じがしたわ。今ではスマホを触ることもほとんどなくて、しかも私に連絡できるのもごく限られた人だけなの」-ニュースサイトThrive Globalにて

 

シェイリーン・ウッドリー

(映画『ダイバージェント』の女優)

シェイリーン・ウッドリー Shailene Woodley

 シェイリーンも、スマホを持ち歩かないと決めたうちの1人。現代はスマホなどのせいで、友人との仲間意識や、地域社会とのつながりが欠けていると感じているからだという。

「スマホを持たなくなってからは、車を路肩に寄せて、『ねえ、あなた。どうやってここに行けばいいか分かる?』って人に聞いているわ。スマホがないことによって、今まで以上に人と話すようになった。(スマホのような)テクノロジーから距離を置けば置くほど、より自由を得ることが出来るのよ」-ニュースサイトThe Daily Beastにて

 

エド・シーラン

(グラミー賞受賞シンガー)

エド・シーラン ed sheeran

 エドは2015年の12月からデジタル・デトックス中。その決意を自身のインスタグラムでこう語っていた。

「携帯、メール、そしてSNSを使うのをお休みするよ。(中略)ここ5年間自分の目ではなくスクリーンを通して世界を見ていたことに気が付いたんだ」-自身のインスタグラムにて

 

NEXT>

ケンダル・ジェナーやカーリー・クロスも実践!

 

ケンダル・ジェナー

(2016年版「最も稼ぐモデル」3位のモデル)

ケンダル・ジェナー Kendall Jenner

 たびたびデジタル・デトックスを行っているというケンダルは、11月に突然インスタグラムを閉鎖し、ファンを驚かせていた。そんな彼女は、妹のカイリー・ジェナーとの旅行のときの出来事がきっかけだと明かしている。

「2人ともその美しい場所に行くのは初めてだったの。車の中に座って、私はぼーっとしながらすべてを吸収していたわ。でもカイリーったら、ずっとスマホをいじってるの。『これを経験しないなんて信じられない』と思ったわ。その瞬間、自分の中で何かが変わったの。その状況が気に入らなかったから、今では数日ほどインスタグラムやツイッターやスナップチャットのアプリをスマホから消す時があるわ」―Allure誌にて

 

キャリー・アンダーウッド

(グラミー賞受賞シンガー)

キャリー・アンダーウッド Carrie Underwood

 期間などを決めるのではなく、キャリーのように、ある特定の状況でだけおこなっているというセレブもいる。

「家では、(シンガーではなく)ただのキャリーになれるの。両親と一緒にいるときは、テクノロジーを排除しているわ。スマホの電源を落とせば、仕事のことや、今起こっていることを心配しないですむから。家に帰ったら、両親との時間を楽しむの。そうしたら、他のどんな場所で眠るよりも、ぐっすり眠れるようになったわ」―カントリーミュージックサイトCMT.comにて

 

カーリー・クロス

(元ヴィクトリアズ・シークレットのモデル)

カーリー・クロス Karlie Kloss

 ケンダルと同じく年間約10億円を稼ぎ、2016年版「最も稼ぐモデル」の3位に輝いたカーリーは週に1度デジタル・デトックスを実践中。

「完全に(スマホやPCを)遮断して、インスタグラムへの投稿も、メールへの返信もしないようにしているわ。少しの間それらと離れることで、周りの人たちや自分自身とつながることこそが、とても大切なことだと思うの。私たちはとても速いスピードで生きているから、ときどき(そうしないと)重要なことや物事を見通す力を失ってしまうのよ」―英Elle誌にて

 

 セレーナやシェイリーンのように、きっぱりとスマホから離れるのが難しいという人は、キャリーのように両親といるときだけやめる、1日のうち何時間はやめる…など少しずつ実践するのがオススメ。

 なかなかスマホやPCなしでは生活しにくい現代だからこそ、デジタル・デトックスを取り入れて息抜きしてみては?

Text & Photo: フロントロウ編集部(FRONTROW)/ Megumi Kuga、スプラッシュ/アフロ、ニュースコム、Instagram/Kendall Jenner, Selena Gomez, Karlie Kloss

This article is a sponsored article by
''.