有酸素運動と、筋トレと、ピラティスが子供を作ったらこうなる! モデル界で大流行中の最新エクササイズ・トレンド「SLT(エスエルティー)」を特集。
SLTとは?
体を強く(Strengthen)、細長く(Lengthen)、鍛える(Tone)ことを目指す「SLT」は、細くしなやかなボディを作り出す「ピラティス」に、筋力UPができる「筋トレ」とカロリー消費ができる「有酸素運動」を足した、新タイプのエクササイズ。
ピラティスの効果は欲しいけれど短調でものたりないと感じたアマンダ・フリーマンが考案したもので、本人はSLTを「ハイテンションなピラティス」と呼ぶ。
ピラティスマシーンを使いながら心拍数の上がるメニューをこなし、50分のレッスンで最大600カロリーを消費できるとうたわれている。
モデルがスタジオに押し寄せている
SLTは、ヴィクトリアズ・シークレット(以下ヴィクシー)のエンジェルであるサラ・サンパイオやロミー・ストリドも効果が出るとして続けているエクササイズ。
「SLTって本当にハードだけど本当に効く!」―サラ・サンパイオ
ほかにも、ヴィクシーショーの常連モデルであるコンスタンス・ヤブロンスキーや、俳優のレオナルド・ディカプリオとの交際で注目を浴びているモデルのニーナ・アグダル、ヴィクシーのカタログモデルを務めるケイト・ボックなど、多くのモデルが支持。
その話題はセレブの耳にも届いており、愛好者が急増している。
SLTの3つの効果
1 体を強く(Strengthen)
SLTの特徴のひとつが、50分間コアを鍛え続けること。ウェイト付きのばねの助け・負荷のもと、プランクやランジ、ツイストなど、様々な方法でコアを強化する。
2 体を細長く(Lengthen)
SLTでは50分のレッスン中に今まで鍛えたことのない筋肉を動かすそうで、公式サイトでは、「ワークアウト後の数日間は痛みでヒリヒリすることでしょう」とうたわれている。
3 体を鍛える(Tone)
SLTで鍛えることを目指す筋肉は、酸素を使って脂肪をエネルギーに変える遅筋。この筋肉を刺激することで、細長く引き締まったボディを手に入れることを目指す。
SLTのスタジオ
SLTが体験できるエクササイズスタジオSLTは、2011年の立ち上げから約5年で12店舗へと拡大。現在はアメリカ東海岸でのみでの展開だが、この勢いに乗って今後、全米だけでなく日本を含めた世界展開に期待したい。
アメリカでのスタジオは公式サイトからチェック。
Text & Photo: フロントロウ編集部(FRONTROW)/ Sonia Kim、スプラッシュ/アフロ、SLT NYC、Instagram/Nina Agdal, Twitter/Constance Jablonski, Instagram/Kate Bock