飲料ブランドのペプシ社が新しく発表したショートフィルムが、白人警官によるアフリカ系アメリカ人の射殺事件が多発していることに対する抗議活動「Black Lives Matter」の話題を利用しているとして、ネットで大炎上。
画像: Photo:スプラッシュ/アフロ、Twitter/Pepsi

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 人気モデルのケンダル・ジェンナーを起用したこの広告は、ペプシ社にとって想定外の批判を受けて、公開から約24時間が経った日本時間の今朝、SNSで広告の取り下げが発表された。

「ペプシはこの広告を通して、平和、理解、そして団結というグローバルなメッセージを広めることを目的としていました。しかしやり方が間違っていたことは明らかで、それについて謝罪します。私たちは深刻な問題を軽んじて利用したつもりはありません。この騒動を受けて、広告を取り下げ、今後一切使用しないことを決定しました。また、騒動にケンダルを巻き込んでしまったことを陳謝します」と声明したペプシ社。

Pepsi™ on Twitter

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 アメリカで大きな問題になっている事件を「広告」に使うことに対し、ネットでは非難の声が殺到。その批判の大きさは、ツイッターで「Pepsi」という言葉がトレンド入りするほどだった。

 この騒動には、黒人差別解放に強い影響を与えたマーティン・ルーサー・キングJrの娘も反応し、難色を示している。

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