根強いファンを持つ同作のプロデューサーで、脚本も手掛けたジョシュ・シュワルツが、最近行われた米エンターテイメント誌Vultureとのインタビューで衝撃の事実を明らかにした。
その事実とは、番組の制作が始まった段階では、実は、ドラマ内で最も人気の高いカップルとして知られる女優のレイトン・ミースター演じる令嬢ブレア・ウォルド―フと、俳優のエド・ウェストウィック演じるホテル御曹司のチャック・バスが、シリーズを通して描かれたような恋愛関係に発展する予定ではなかったということ!
ブレアとチャックのロマンスを描くことに決めた理由とは?
女性作家セシリー・フォン・ジーゲザーの同名小説を原作としたドラマでは、当初、原作に忠実に、ブレアもチャックもいわば「悪役」として物語に登場させる予定だった。
しかし、いざキャスティングをしてみると、レイトンとエドの相性が予想以上に抜群で、化学反応のような素晴らしいシーンがたくさん誕生したことが、ブレアとチャックを恋仲に発展させるよう路線変更するキッカケとなったという。
シュワルツ氏は、紆余曲折を乗り越えて結ばれたブレアとチャックの関係ついて「お互いのダークな部分が共鳴しあって、いつの間にか幸福を悟り、真実の愛を見つけるようになったんだよ」と、2人のロマンスが今もたくさんの女性たちの心を掴んで離さない理由を語った。
最終的には、ブレイク・ライヴリー演じるセリーナ・ヴァンダーウッドセンとペン・バッジリー演じる、ダン・ハンフリーの主役カップルを凌ぐほどの人気カップルに成長したブレア&チャック。
もしこの2人が結ばれていなかったら…? ドラマ『ゴシップガール』は全く違う物語になっていたにちがいない。