アーティストが新曲とともにリリースするMV。そんなMVの中には、映画へのオマージュを捧げているものがたくさんあるのをご存じ?
今回は、そんな映画が元ネタのMV5本をご紹介します。
イギー・アゼリア「ファンシー feat. チャーリーXCX」
米Billboardチャート1位の大ヒット曲「ファンシー」のMVは、1995年公開の青春映画『クルーレス』をそのまま現代でリメイクしたかのような作品。衣装はもちろん、劇中のシーン、タイトルのロゴまで、かなりそっくりに再現されている。
マドンナ「マテリアル・ガール」
マドンナの代表曲の一つでもある「マテリアル・ガール」がオマージュを捧げているのは、マリリン・モンロー主演のミュージカル映画『紳士は金髪がお好き』の一場面。多くの男性に求愛されている様子が、歌詞とぴったりマッチしている1本。
ワン・ダイレクション「キス・ユー」
YouTubeで3億回以上も再生されている「キス・ユー」のMVには、色々な映画からの影響が。牢屋の前でダンスをするシーンはエルヴィス・プレスリーの映画『監獄ロック』、メンバーがドライヴするシーンは、映画『007 サンダーボール作戦』へのオマージュとなっている。
ファイヴ・セカンズ・オブ・ザマー「ドント・ストップ」
40ヶ国で1位を獲得した「ドント・ストップ」のMVは、全体がスーパーヒーロー映画へのオマージュとなっていて、マイケルは映画『キック・アス』の敵役であるレッド・ミスト風の衣装で登場。MVの中でメンバーが繰り広げるアクションにも注目!
リアーナ「ユー・ダ・ワン」
全米1位のアルバム『トーク・ザット・トーク』からのシングル曲のMVで、リアーナは映画『時計じかけのオレンジ』の主人公アレックス風の姿を披露。ダービーハットや、特徴的な右目の下睫毛はそのままに、リアーナらしいセクシーなアレンジを加えた衣装となっている。
もちろん、元の映画を知らなくても魅力的な作品ばかりだけれど、映画を見てからMVを見ると、また違った楽しみ方ができるはず。MVだけ、映画だけと言わず、ぜひ両方チェックしてみて!