チャリティ型音楽フェス、グローバル・シティズン・フェスティバル（Global Citizen Festival）が、今年もNYのセントラルパークで開催。完全無料のイベントに、約6万人が熱狂した。
グローバル・シティズン・フェスティバルは、2012年から毎年NYのセントラルパークで催されている。
リアーナやデミ・ロヴァートが無料で観られる！
グローバル・シティズン・フェスティバルでは、チケットはお金で買うのではなく良いおこないの報いとして手に入れるもの。
「署名活動に参加する」「SNS上で情報をシェアする」「政治家に手紙を書く」など世界のためになるアクションを起こすことで、団体の公式サイトでポイントがもらえ、そのポイント数に応じてチケットを受け取る権利が得られる。
今年のフェスのハイライト
「ダイヤモンド」をはじめヒット曲を披露したリアーナは、「助けを必要としている人が世界中にいるの。センチメンタルぶるつもりはないけど、みんなは最高よ」と約6万人の観客に語りかけた。
活動休止を発表したセレーナ・ゴメスの代打として出演したデミ・ロヴァート。自身のヒット曲を歌った後、「この歌は私が生まれる前から女性を勇気づけてインスパイアしてきたのよ」と語り、アレサ・フランクリンの「ナチュラル・ウーマン」をカバーした。
ムーとエリー・ゴールディングが飛び入り参加したメジャー・レイザーのステージは、観客総立ちでパーティムード100％。
リアーナの登場が遅れていた時、主催者であるクリス・マーティンが「時間稼ぎ」として登場すると会場は大爆笑。プリンスの「ラズベリー・べレー」をカバーするという、豪華なつなぎを見せた。
シンガーのアッシャーは、「沈黙は同意だ」という描かれたトップスを着て、声を上げるよう観客にメッセージ。
今年のグローバル・シティズン・フェスティバルは、フェス前の3ヵ月だけで130万件のアクションを起こさせ、約2億人に良い影響を与えたと言われている。
