米時間6月2日、バラク・オバマ米大統領のツイッターのアイコンが突然オレンジ色になり、アメリカでは「#WearOrange(オレンジ色を身に着けよう)」が8時間以上もツイッターでトレンド入り。さらにSNS上では、セレブたちがオレンジ色を身に着けた写真をアップしていた。

 これらはすべて、Wear Orangeという活動のため。では、Wear Orangeとは、一体何なのか?

画像: ©Everytown for Gun Safety

©Everytown for Gun Safety

Wear Orangeとは

  アメリカでは、6月2日は「銃による暴力啓発デー(National Gun Violence Awareness Day)」。この日に合わせて行われるWear Orangeは、オレンジ色の服を着ることで、銃によってたくさんの命が奪われている現状を訴え、それを変えようとする活動となっている。

 活動を発案したのは銃による事件で友人を亡くした少女たちで、テーマカラーであるオレンジ色も、ハンターが森で狩りをする際に自分の存在を目立たせ、お互いを撃ち合わないよう身に着けて命を守る色だから、という理由で彼女たちが選んだものだそう。

 そんなWear Orangeに参加したセレブたちの写真を一部ご紹介。

画像: ©Barack Obama

©Barack Obama

バラク・オバマ米大統領

以前から銃規制を訴えてきたバラク・オバマ米大統領は、ツイッターのプロフィール写真をオレンジ色にし、活動参加を呼び掛けた。


画像: ©Troian Bellisario

©Troian Bellisario

トローヤン・ベリサリオ

ドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』のトローヤン・ベリサリオは、インスタグラムにWear OrangeのTシャツを着ている姿をアップ。


画像: ©Ian Harding

©Ian Harding

イアン・ハーディング

同じく、ドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』のエズラ役のイアンも、Wear OrangeのTシャツ姿で。


画像: ©Kim Kardashian

©Kim Kardashian

キム・カーダシアン

リアリティスターのキムは、銃と禁止マークの絵文字とともに、オレンジ色の服を着たセルフィーをインスタグラムにアップ。


画像: ©Julianne Moore

©Julianne Moore

ジュリアン・ムーア

オレンジ色のニット帽姿を自身のツイッターにアップしたのは、映画『アリスのままで』でアカデミー賞主演女優賞を受賞した女優ジュリアン・ムーア。他の参加者の写真も多くリツイートし、積極的に活動に参加していた。


画像: ©Bryce Dallas Howard

©Bryce Dallas Howard

ブライス・ダラス・ハワード

洋服ではなく、オレンジ色のリップで参加した、映画『ジュラシック・ワールド』のブライス・ダラス・ハワード。彼女のインスタグラムには、この活動を知らなかったファンから「教えてくれてありがとう」というコメントが。


 今年のWear Orangeには、SNS上だけでも20万人以上が参加したそう。友人のために立ち上がった少女たちの小さな活動が、大きな広がりをみせている

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