最新アルバム『レモネード』を引っ下げた、「フォーメーション・ワールドツアー」を4月28日に開幕したビヨンセ。ド迫力のパフォーマンスはもちろんのこと、やっぱり話題になったのは、選び抜かれた衣装の数々。
有名ブランドがビヨンセのためだけにデザインした、豪華な衣装をレポート!
©BeyonceDSQUARED2(ディースクエアード)
オープニングを飾ったのは、双子の男性デザイナーが手がけるDSQUARED2のゴシック調のボディースーツ。タトゥーのようなレースとラインストーンが施されたメッシュタイツをレイヤードしてセクシーに。
DSQARED2が公開したデザイン画。ステージに登場した際には、特大のつばがついたハットを装着していた。 ©DSQUARED2
Balmain(バルマン)
大胆なフリルが特徴的なヴィクトリアン調のレースのボディスーツは、老舗ブランドBalmainのもの。フリル部分はシルク、キラキラと光る装飾にはパールなど最高級の素材を使用。
Roberto Cavalli (ロベルト・カヴァリ)
黒のクリスタルとゴールドの刺繍がデコラティヴなミリタリー風のボディスーツは、イタリアのブランドRoberto Cavalli。べロア素材のトラ柄のニーハイブーツも、もちろん特注!
デザインを手がけた、同ブランドのクリエイティヴ・ディレクター、ピーター・ダンダスもビヨンセの舞台上での美しさに感動していた。 ©Roberto Cavalli
GUCCI(グッチ)
ふんわりしたパフスリーブが特徴的赤と白の幾何学柄のボディスーツはGUCCI。なんと柄のひとつひとつが小さなスパンコールでできている、手のかかった一着。バックダンサーは「フォーメーション」のMVで着用していたのと同じGUCCIのセパレートで。
Atsuko Kudo(アツコ・クドウ)
そして、ファンたちからも「セクシーだ! 」と人気が高かったのは、レディ・ガガやケイティ・ペリーなど、セレブにも愛用者が多い日本人デザイナー、Atsuko Kudoが手がけたフェティッシュなラテックス素材のボディスーツ。ニーハイブーツも鮮やかな赤で揃えて。
「ヴィクトリアン調」、「フリル」、「パフスリーブ」と、今年のトレンドをふんだんに盛り込んだ今回のツアー衣装。
アルバム『レモネード』の世界観をしっかりと表現し、ビヨンセのパワフルなパフォーマンスに華を添えていた。
Text: FRONTROW(フロントロウ編集部)/Ayumi Nakazawa Photo: AFLO, Instagram