変わったオーディションとは
映画『レオン』のリュック・ベッソン監督の最新作『ヴァレリアン・アンド・ザ・シティ・オブ・ア・サウザンド・プラネッツ』に出演するカーラ・デルヴィーニュは、同映画で普通とはちょっと違ったオーディションを受けていたという。
オーディションと言えば、脚本やセリフの指示などを受けて実際に演じる、といった状況を思い浮かべるけれど、『ヴァレリアン』のオーディションは様子が違ったよう。
カーラはその時の状況を、「普通のオーディションではなかったの。リュックに、『頭の中で物語を作って、それを実際にある言葉は使わずに、体の動きや自分で作ったランダムな音を使って描写してみてくれ』って言われたわ」とV Magazine誌に説明。
これだけでも不思議なオーディションだけれど、さらにカーラは、「動物を思い浮かべて、それを演じてみて欲しい。そしたら僕が、何の動物をやっているのか当てるから」という指示も受けていたのだそう。
最初に会った時も「変わって」いた
そもそも最初にリュック監督と会うことになった時も普通とは違ったようで、カーラは、「映画のために会うなんて知らなかったの。私のエージェントも知らなくって、トップシークレットだったのよ。私はただ、『リュックが一緒にブランチをしたいって言ってる』って言われて、『いいわね。じゃあやりましょう』って感じだったの」とコメント。
さらに、「でも実際に会ったら、彼は熱心に(映画のことを)説明してくれたの。長い間やりたいと思っていたことや、そしてこのプロジェクトに情熱を持っていることが分かったわ」と、監督との初対面の様子を振り返った。
またカーラは劇中のアクションを、スタントマンを使わずに自分で演じることも出来ると聞かされた際に、「私にやらせて!ビルから私を放り投げてよ!そういうの大好きなの!」と答えたというエピソードも明かした。
そんな変わったオーディションなどを経て、カーラは見事ロールリーヌ役を獲得。カーラが自分でアクションシーンにも挑戦した映画『ヴァレリアン・アンド・ザ・シティ・オブ・ア・サウザンド・プラネッツ』は、7月21日より全米公開される。