いよいよ今週の日曜日は、「母の日」。そこでフロントロウ編集部では、「母」にまつわるオススメ映画をまとめてみました。
フォーチュン・クッキー
中華料理屋でもらった「フォーチュン・クッキー」というおみくじ入りのクッキーのせいで、体が入れ替わってしまった母と娘の騒動を描く、リンジー・ローハン主演のコメディ映画。普段はなかなか分かり合えずケンカばかりだった2人が、入れ替わりをきっかけにお互いへの理解を深めていく様子に、心が温まること間違いなし。
ルーム
実際にオーストリアで起こった監禁事件をもとに書かれた、ベストセラー小説『部屋』の実写映画化作品。ある男によって7年間監禁されていた女性と5歳の息子による脱出劇と、外の世界で彼女たちが人生を取り戻すために奮闘する姿を描く。本作でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンと、その息子を演じたジェイコブ・トレンブレイの演技が高い評価を受けている。
ローラーガールズ・ダイアリー
「ローラーゲーム」という過激なスポーツに魅了された女子高生ブリスが、母の望むように生きて、期待に応えたいと思う一方で、やっと見つけたローラーゲームという「生きがい」を失いたくないと葛藤する姿を描く青春映画。映画『チャーリーズ・エンジェル』の女優ドリュー・バリモアの初監督作品で、劇中のロマンチックすぎるプールのシーンは必見!
バッド・ママ
毎日の母親業に追われた3人のママたちが、ある日突然ブチ切れて「ダメなママ(バッド・ママ)」になると宣言。自分も人生を謳歌しようと羽目を外し始める。「頑張りすぎなくていいよ」と世の中の母親たちへエールを送るこの映画を観た後は、母親が毎日どれだけ頑張ってくれているかを痛感出来るはず。エンドロールのなんともにくい演出も見逃せない。
8月の家族たち
父の失踪をきっかけに実家に集まった娘たちと、毒舌な母親が衝突を繰り返しながら「家族」や「母と娘」という関係について見つめなおしていく物語。劇中20分間にわたって描かれる「気まずすぎる」食事シーンがなんとも印象的で、そのなかでもやはり「アカデミー賞最多ノミネート」の記録をもつ、母親役メリル・ストリープの演技は圧巻。