日本でも50万人以上の患者がいると言われている慢性皮膚疾患「乾癬(かんせん)」。皮膚に赤い発疹ができたり、白色のフケのようなものができポロポロと剥がれ落ちたりする症状がある乾癬の患者は欧米でも多く、セレブ界でも乾癬と共に生きている人は多い。フロントロウではそんなセレブたちと、それぞれが発信している体験談や対処法をご紹介。(フロントロウ編集部)

キム・カーダシアン、イベントではスプレーで対応

 リアリティスターのキム・カーダシアンは、2011年に自身のリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で乾癬を患っていることが発覚。母のクリス・ジェナーもキムが告白した歳と同じく、30歳の時に乾癬の発疹が出ている。

画像1: キム・カーダシアン、イベントではスプレーで対応

 イベントなどで肌を露出する機会が多いキムは、症状が出た時の応急処置としてサリー・ハンセン・エアブラッシュ・レッグスプレイを愛用。「本当に大好きなの! 発疹した部分を完璧にカバーしてくれるのよ」と太鼓判を押している。

画像2: キム・カーダシアン、イベントではスプレーで対応

カーラ・デルヴィーニュ、理解が足りなく偏見を受けたことも

 モデル兼女優として幅広く活躍するカーラ・デルヴィーニュは、2013年に多忙なスケジュールに追われ、ストレスからくる乾癬にかかったことを明かした。ファッションウィークでは、脚に乾癬の痕があるままランウェイを歩いていたほど。過去にインタヴューで、「皆私に触る時はグローブを着けたり、触れたくない態度を見せるの」と人々に理解してもらえない苦悩を告白した。ちなみに乾癬は、他人にうつる病気ではない。

画像: 映画『スーサイド・スクワッド』のプレミアにて。両腕をよく見てみると、小さく紅斑が出ているのが分かる。

映画『スーサイド・スクワッド』のプレミアにて。両腕をよく見てみると、小さく紅斑が出ているのが分かる。

リアン・ライムス、一時は体の8割が乾癬に覆われていた

 カントリシンガーのリアン・ライムスも乾癬を抱えている一人。リアンはなんと2歳のころに乾癬が現れ、6歳の時には体の8割が疾患に覆われてしまい、いじめられていたという。ずっと肌を隠して生きてきたというリアンも、医療の進歩と健康を心がけた日々のおかげで今はだいぶ症状が治まってきているそう。今は、乾癬に苦しむ人たちのためにキャンペーンを行なったりと積極的に活動している。

画像: リアン・ライムス、一時は体の8割が乾癬に覆われていた

シンディ・ローパー、国立乾癬財団と協力

 ツアーの最中に乾癬が発覚したシンガーのシンディ・ローパーは、発覚した当時はどんな時もハイネックや長袖の服を着て必死に隠していたそう。現在は国立乾癬財団と協力して、乾癬についての理解を広めるためのキャンペーンを精力的に行っている。

画像: シンディ・ローパー、国立乾癬財団と協力

ステイシー・ロンドン、子供の頃は「モンスターになった気分だった」

 4歳の頃から乾癬を抱えているファッションアドバイザーのステイシー・ロンドンは、子供にしてはかなり重い症状に苦しみ、「モンスターになった気分だった」と後に明かしている。そんなステイシーは大好きなファッションを通して少しずつ乗り越えていったそう。「キラキラした美しいドレスを着ると不思議と気分が落ち着いたの」と話す彼女は、自分のセンスを仕事に活かし自信をつけたことが乗り越えるきっかけになったそうで、自信をつけることの大切さを伝えている。

画像: ステイシー・ロンドン、子供の頃は「モンスターになった気分だった」

(フロントロウ編集部)

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