『リトル・マーメイド』に魅されて人魚になった男性
ブラジルに住む22歳の男性デヴィ・セレイオさんは、ディズニー映画『リトル・マーメイド』の大ファン。
その『リトル・マーメイド』愛は、自身の腕に主人公であるアリエルのタトゥーまで入れるほど。
そんな『リトル・マーメイド』が大好きなデヴィさんは、いつしか自身も人魚になりたいと夢を描くようになり、人魚姿に変身するようになった。
そんな彼の姿が話題となり、一躍ブラジルで大人気の存在に。
「僕の事を見て笑う人もいる」
ビーチの岩場で日光浴をするデヴィさんの姿はまさに人魚のよう。「これが僕の生活なんだ。水の中にいると別人になったような気がする」と、Agence France-Presseに語ったデヴィさん。
今では大人気の彼だけれど、有名になる前は一見変わった身なりに誹謗中傷を浴びる事が多かったそう。
それでもひるむ事なく「僕の事を見て面白おかしく笑う人もたくさんいたんだ。僕は人と違うからね、でも僕はそんな人たちを笑い返すよ。だって笑っている人たちは、みんな同じだから」と、強い意志を示した。
「(人魚になる事で)現実から逃げているわけじゃないんだ。大人としてどういう生き方をしなくちゃいけないのか十分理解しているけど、これが僕の幸せなんだ。誰も傷つけていない」と、中傷されてもくじけずに自分の夢を叶えようとするデヴィさんに、共感する人が殺到。
「私の夢は私の夢で終わらなければならないって誰が言ったの?」というアリエルの言葉のように、デヴィさんは見事に自分の夢を実現させたのだった。