ダイアナ妃の死から20年経ち思うこと
1997年に事故によって、この世を去ったイギリスのダイアナ妃の死から今年で20年。ダイアナ妃の息子ウィリアム王子が、そんな母ダイアナ妃への思いを語った。
ウィリアム王子はいまダイアナ妃に思うことについて、英GQ誌にコメント。2011年に結婚したキャサリン妃や、自身の子供たちであるジョージ王子、シャーロット王女にダイアナ妃を会わせることが出来ない悔しさをのぞかせた。
「母にアドバイスをもらいたかった。キャサリン妃にも会ってほしかったし、子供たちの成長も見届けてほしかった。そうして貰えないのが悲しいです。彼らは母を知ることはないのですから」。
また、これまで母ダイアナ妃について語るのは難しかったとしたうえで、こうも語った。
「母についてもっとオープンに、そして正直に話すことが出来るようになりました。そして母のことをよく思い出せるようになり、母のことを公に話せるようにもなりました。こうなるまでに20年近くかかりました。当時の事はとても生々しく、いまでも話すのが難しくもあります。(ダイアナ妃の死は)多くの人の悲しみとも違うものですから。なぜならみんなが母のことを知っていて、亡くなったことやその内容も知っていますからね」。
ダイアナ妃の死については、ウィリアム王子の弟ヘンリー王子も今年の4月にThe Daily Telegraph紙にコメント。母の死へのショックで、当時は「自分のすべての感情をシャットダウンしていた」と告白していた。