現地時間6月4日の開催された英自爆テロ追悼公演で、ある1人の犠牲者のために曲目を変更したことを主催者のアリアナ・グランデ本人が明かした。

 現地時間6月4日にシンガーのアリアナ・グランデ主催で行われた、英自爆テロ事件のチャリティコンサート「ワン・ラヴ・マンチェスター(One Love Manchester)」。そこで、今回のテロで犠牲となった、15歳のオリヴィア・キャンベルの母親と面会したことをステージ上で明かしたアリアナ。

画像: 【英テロ追悼公演】アリアナ・グランデ、テロで犠牲になった15才少女のために曲目を変更

 「オリヴィアのお母さんに会った瞬間涙があふれてきて、彼女を強く抱きしめたわ。そしたら彼女が、私に泣かないでと言ったの。きっとオリヴィアは私に泣いてほしくないと思っているはずだからって」

 アリアナは、その際「オリヴィアはきっとヒット曲を聞きたいと思う」と言われたことを受け、どの曲を歌うか再調整したことを告白。

 「本当はまったく違う内容のショーを予定していたんだけれど、昨日のリハーサルですべて変えることにしたの。そのおかげで、今夜はすごく明るくて、喜びと愛、前向きなエネルギーに満ち溢れたコンサートになった。(オリヴィアとその家族に)そのことを感謝しているわ」

 ファンにこう話したアリアナは、スピーチ後に自身の大ヒットシングル「サイド・トゥ・サイド」を披露した。

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