動画撮影のために銃を使った危険なスタントを行った米ユーチューバ―が、誤って銃殺されるという事故が発生。

 アメリカでユーチューバ―(※)のカップルが、動画撮影のために銃を使った危険なスタントを行った末、男性が死亡するという不幸な事故が起こった。亡くなったのはペドロ・ルイズ(22)で、恋人のモナリザ・ぺレズ(19)が発砲した銃の弾が胸部に当たったことによって亡くなった。

 ※人気動画サイトYouTubeに動画を投稿することで生計をたてている人を指す。

画像1: 米ユーチューバ―が動画撮影中に誤って恋人を射殺

 事故が起きた当時、YouTubeに投稿するための動画を撮影中だったという2人は、動画の視聴数を増やすために銃を使った危険なスタントに挑戦。弾丸が分厚い本を貫通するのかどうかを確かめるため、亡くなったペドロが分厚いを本を胸の前に当て、そこに向かってモナリザが銃を発射するという、無謀な実験を行おうとしていたことが明らかになっている。

 米CNNによれば、カップルは事前に別の本で試験的に発砲を行ったことみられており、事故発生前後の様子を撮影したビデオも存在するとのこと。また、事故現場には2人の間に生まれた3歳の子供がいたとの情報も。

画像2: 米ユーチューバ―が動画撮影中に誤って恋人を射殺

 ちなみに、現在2人目の子供を妊娠中だというモナリザは、殺人と拳銃を無謀に発砲した容疑で警察からの取り調べを受けている。

 動画の視聴数が多い売れっ子ユーチューバ―の中には、年間で数億円以上稼ぐ人もおり、欧米ではすっかり若者に人気の職業に。その一方で、SNSに投稿する写真や動画のアクセス数を増やすために、違法行為やルール違反をする人たちが続出していることが世界中で問題視されている。

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