現在フランス・パリで開催中のオートクチュール・ウィークで、前衛的なデザインで知られるオランダ発のブランド、ヴィクター&ロルフ(Viktor & Rolf)のランウェイにユニークなお面を着けたモデルたちが登場して注目を集めている。
カッと見開いた目と分厚い唇が特徴の巨大な丸顔に、さまざまなヘアメイクが施された、不気味ながらどこか愛嬌のある表情のお面は「キモかわいい!」とファッション関係者たちの間でたちまち話題に。







これまでにも、アヴァンギャルドな洋服の数々に合わせて、奇抜で斬新な演出を行ってきた同ブランドだけれど、今回のようにモデルたちが完全に被り物で顔を隠して出てきたのは初めて。
まるで異世界からやってきたゆるキャラがランウェイを歩いているかのような、魔訶不思議で素晴らしいショーとなったけれど、とりあえず、パッと見ではあまり洋服には目がいかない…。

ちなみに、お面を被らずに登場したモデルたちも。こちらはちゃんと洋服に集中して見ることができる。
今回発表されたコレクションの洋服と一緒に、これらのお面も店頭に並ぶことになるのか、または、今後ブランドのキャラクターとして商品化されることがあるのか、今のところは明らかになっていない。