25歳の若さでこの世を去った伝説のラッパーと言われる2パックが書いた手紙によって、当時交際していたマドンナを振った理由が明らかとなった。

2パックと交際していたマドンナ

 1994年に交際していたとされる2パックとマドンナは、お互いに愛し合っていたものの、破局してしまった。
 この度2パックが刑務所にいる時に書いた手紙が、オークションに出品されることになって、2人の破局に至った原因が、明らかとなった。

画像1: 2パックと交際していたマドンナ

 2パックの手紙によると、マドンナと破局した1番の原因は、彼女が「白人」だったから。

 ただ、これは2パックが「白人」女性とは付き合わないという意味ではなく、彼のファンの事を思ったための決断だったと手紙には書いてある。

 「あなた(マドンナ)にとって、黒人男性と交際することでキャリアに影響を及ぼすことはないだろうし、その事実で世間から好印象を受けると思います。
 でも、僕にとっては、少なくともこれまでの『イメージ』や、ファンが求めているものを考えると、(白人女性と付き合うことで)ファンの半数をガッカリさせることになる」

「もし僕に何かあった場合は、お願いだから気を付けてマドンナ。あなたを嫉妬して血が流れるかもしれない」

 と、心のうちを語り、さらには2人の交際を反対する人から攻撃される危険があるという、リアルな内容も書かれている。

画像2: 2パックと交際していたマドンナ
画像3: 2パックと交際していたマドンナ

愛する人よりもファンを選んだ2パック

 有色人種が作り上げたヒップホップという音楽ジャンルで、頂点に立っていた2パック。

 そんな彼の楽曲は、黒人差別について触れているメッセージ性の強い歌詞が多く、そんな彼が白人女性と交際することを、ファンが快く思わないと判断した2パック。
 そんなファンの気持ちを思って、2パックはマドンナと破局するという苦渋の決断をした。

 手紙には、「彼女を傷つけるつもりはなかった」という内容も書かれており、2パックがマドンナの事を大切に思っていたことも赤裸々に語っている。

画像: 愛する人よりもファンを選んだ2パック

 そんな2パックのマドンナへの赤裸々な気持ちがつづられたこの手紙は、「Gotta Have Rock and Roll」にて、約1,100万円からオークションにかけられた。

This article is a sponsored article by
''.