珍しい遺伝性疾患を持って生まれたメラニー・ゲイドスは、難病を抱えながらも圧倒的存在感を放つ個性派モデルとして注目されている。

髪の毛や歯が生えてこない病気

 現在19歳のメラニーは、非常に珍しい外胚葉異形成症という病気を生まれた時から抱えている。この病気は、髪の毛や歯、爪などの成長に障害が出てしまうもので、メラニーも歯は乳歯が3本しか生えていない。

画像: 髪の毛や歯が生えてこない病気

小さい頃はいじめられていた

 この個性的なルックスから小さい頃は周りからひどいいじめを受け、一度は自殺まで考えるほどだった。けれど今は、まったく気にならないようで、自分に素直になりたい、自分らしさを活かしたいとモデルとして活躍している。

画像: 小さい頃はいじめられていた

モデルになったきっかけ

 メラニーがアートの大学に通っていたい時に、自身が写真対象となって撮影され、その写真を有名なカメラマンに送ったところ、「撮らせてほしい」と声がかかりモデル業界へ。

画像: モデルになったきっかけ

 さらに、恋人に「外見こそを強みにできるんだよ」と説得され、本格的にモデルとして活動することを決意したそう。

モデルの仕事が自信につながった

 当時は、エキセントリックな外見からモデル事務所から拒否されたり、撮影を行ったにもかかわらず、出来上がった写真を見てなかったことにしてほしいと言われたり、簡単な道ではなかったメラニー。けれど今はランウェイに出演から雑誌の表紙までモデル業界でポジティブに受け入れられている。さらに同じ病気の人からメッセージをもらうこともあるようで、その温かい言葉に支えられている。

画像: モデルの仕事が自信につながった

 メラニーは、インタヴューでモデルの仕事が自信につながったと話した。

(モデルを始めてから)自分自身に対して自信がついたの。ウィッグをつけるのをやめて、自分のことをもっと知ろうとした。そして、自然な姿でいられることが心地よいと感じられるようになったわ。モデルの仕事が私をもっと強く、そして幸せにしてくれた

 生まれつき抱える疾患を弱みとせず、強みに変えて世界へはばたいたメラニー。今後、注目モデルとして、新たな風を吹き込んでくれるに違いない。

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