20周年を記念して新作を発売
イギリスで書籍『ハリー・ポッターと賢者の石』が初めて出版されてから、今年で20年。それを記念して、同シリーズの出版社から今秋10月20日に、イギリスで2作の新作が出版される。
この新作2作は、シリーズ作『ハリー・ポッター』の続編ではなく、『ハリー・ポッター』の世界観の真相に迫った関連書籍で、同シリーズ版元のブルームズベリー社が発刊する。
謎に包まれた魔法界の、よりディープな部分にフォーカスした、ファンにはたまらない内容となっている。
魔法界の真相に迫る2作品
今回発売される2作は、『ハリー・ポッター』の原作者J.K.ローリングが作り出した、ファンタジーの世界に潜む謎を解明していくもの。
1作目の『ハリー・ポッター:ヒストリー・オブ・マジック ザ・ブック・オブ・ザ・エキシビジョン(原題)』は、ホグワーツ魔法魔術学校について詳しく書かれたもの。
学校で教わる薬草学や魔法生物飼育学などの教科を詳しく知る事ができ、まるでホグワーツ魔法学校の生徒になったように、学校の謎を解明することができるという。
そしてもう1作は、『ハリー・ポッター:ア・ジャーニー・スルー・ア・ヒストリー・オブ・マジック(原題)』で、これは『ハリー・ポッター』の世界観と、物語に登場した生き物や魔法使い、さらには映画にも登場した様々な呪文の裏側に迫った作品。
この2作は、『ハリー・ポッター』の原作者J.K.ローリングが書いたものではないけれど、彼女の未公開スケッチや原稿なども記載されているので、『ハリー・ポッター』ファンなら必ず読破したい。
そんな2作は、10月20日にイギリスで出版され、日本語での出版は今のところ未定。