米ウォルト・ディズニー・カンパニー社の採用面接では、就職希望者に対して必ずたずねられる質問が。同社で働く人材として適正かを判断するための意外な質問とは?

創造性をみる意外な質問

  世界各国のテーマパークの運営に加え、テレビ・映画などの制作など幅広く行っているウォルト・ディズニー・カンパニー。世界最大級のエンターテインメント企業である同社には、言うまでもなく、シーズンや部署を問わず就職希望者が殺到する。
 ディズニー好きなら、誰もが一度は「働いてみたい!」と夢見る、そんな同社での採用面接では、じつは、必ずというほど聞かれるある1つの質問が。

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 それは、「あなたのストーリー(物語)を教えてもらえますか?」というシンプルな質問。

 同社の海外事業を統括するウォルト・ディズニー・インターナショナル(※)の取締役を務める、アンディ・バード氏は、豪メディアのビジネス・インサイダーの取材に対し、就職志願者に対してこの質問をする意図に関してこう明かした。
※日本の「東京ディズニーリゾート」に関しては、日本企業のオリエンタルランドがライセンス契約による経営・運営を行っているため、同社の管轄ではない。

 「就職を希望する人たちのほとんどが、『ディズニーで働きたい』という強い想いから志願していることでしょう。でも、私たちは、それだけでなく、その人が私たちの志(こころざし)と似た価値観を持っているかどうかを深く掘り下げて知りたいのです。弊社の一員として“文化を創造する”うえで、これはとても重要なことなのです」。

 つまり、志願者に、自分の人生を振り返り、その中で起こった何らかの出来事を1つの物語として伝えさせることで、その人の創造性の豊かさを見ているということ。

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 さらにバード氏は、この質問は企画・制作に携わるクリエイティブ職に関する適正を見るためだけでなく、経理や人事など事務職にあたる部門への志願者にも共通して投げかけられていると明かし、「創造性というのは、映画制作者たちだけに求められるものではないのです。機会さえ与えられれば、誰だってクリエイティブになれる。誰だって、話すべき物語を持っているはずなのです」と続けている。

 ディズニー社で働くことを目標にしている人は、日々の生活で心に残った出来事を1つの物語にして誰かに話してみるという練習を積んでおくといいかもしれない。 

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