シンガーのジャスティン・ビーバーが突如世界ツアーの中止を発表したことについて、所属マネージメント事務所のオーナーが言及。彼が決断に至った理由とは? 

スタッフへの感謝とファンへの謝罪

 日本時間の今週火曜日(7月24日)、突然の中止が発表されたシンガーのジャスティン・ビーバーの世界ツアー『パーパス・ワールド・ツアー』。

  11月に予定されていた来日公演を含む、残り14公演すべてがキャンセルとなり、ジャスティンのステージを楽しみにしていたファンたちが落胆の声を漏らすなか、彼の所属事務所オーナーのスクーター・ブラウンが、この一件に関し、インスタグラムを通じてコメントを出した。

画像: ジャスティンとスクーター。

ジャスティンとスクーター。

 弱冠13歳だったジャスティンの才能を見出し、一躍トップアーティストへと成長させた、いわばエンタメ業界でのジャスティンの“育ての親”であるスクーターは、「素晴らしいツアーだった。ジャスティン、これまでの数々の公演の成功おめでとう」と、ジャスティンを称賛する書き出しで長文メッセージを投稿。

 「彼を支えてくれたスタッフの皆には感謝の気持ちでいっぱいです」というツアー関係者たちへのお礼の言葉とともに、「これまで6大陸、16カ月間のツアーに駆けつけてくれた世界中のファンの皆さん。どうもありがとうございました。そして、彼の公演を見ることができない皆さん…私自身、そしてジャスティンと彼のチームに代わり、本当に申し訳ありません。」というジャスティンのファンたちに対する謝罪の言葉も含まれていた。
  

ジャスティンの心と健康を優先

 さらに、スクーターはツアー中止の決断に至った理由についてこう続けた。
「こんな結果になるとは思ってもみませんでした。しかし、僕が心から大切に思っている彼(ジャスティン)の心と健康を第一に考え、尊重し、称えなければならないと思ったのです」。

画像: ジャスティンの心と健康を優先

 ジャスティン本人が「2年もの間ツアーに出ていたから、休養してリラックスしたい」とコメントしていたように、彼の保護者のような存在であるスクーターから見ても、今のジャスティンには、休息が必要だと判断したよう。

 そして最後に、今回のツアー中止を受けて、自身のSNSにファンたちからの問い合わせやコメントが殺到し、焦っていることに触れ、「僕がこれまでに投稿した今回の件と関係の無い写真にまでコメントするのはやめてください(笑)。冗談です…いえ、本気です。ジョークはさておき、皆さんのジャスティンへのサポートにはとても感銘を受けています」と結んだ。

 2年近くに渡って世界中を飛び回り、昼夜を問わず、“スター”としての役割と責任を果たしてきたジャスティン。そんな彼の姿をずっと近くで見守ってきたスクーターのコメントには、そんな彼のこれまでの功績を労い、称賛する「親心」が滲み出ている。

 現在、ジャスティンのSNSには、ファンたちから、彼の気持ちを理解し、尊重するという意味を込めて紫色のハートの絵文字が大量に投稿されている。

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