プラスサイズモデルとして活躍するカリー・ソープは、自身のインタヴュー記事に悪質コメントが殺到し、涙ながらにボディ・シェイミングについて訴えた。

 イギリス出身のカリー・ソープは、プラスサイズブロガーのかたわら、さまざまなプラスサイズの人のためのアパレルブランドのモデルを務めている。

画像: プラスサイズモデル、悪質コメントが殺到し涙ながらに「もう黙ってられない」

水着写真が英VOGUEに載り大喜び

 そんななか、英VOGUEが水着特集の記事にてカリーのインスタグラムの水着写真を掲載し、カリーは「ちょっとすごい、セレーナ・ゴメス、ケンダル・ジェンナーやベラ・ハディッドみたいなセレブと一緒にVOGUEに載っちゃった」と大喜び。

画像: 水着写真が英VOGUEに載り大喜び

 これをインスタグラムにアップしたところ、ファンからは「おめでとう!」とポジティブなコメントが寄せられた。

 しかし、Yahoo!から英VOGUEに載ったことについてのインタヴューを受けたところ、その記事には900件以上ものカリーの体を罵るような悪質コメントが。

動画で反論

 これに対しカリーは、黙っていられなくなり自身のYouTubeチャンネルを通して体に関して批判されるボディ・シェイミングについて話した。

画像: DEALING WITH ONLINE ABUSE www.youtube.com

DEALING WITH ONLINE ABUSE

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 動画では、「本当に最悪だった。コメントを読んでから頭から離れなかった。コメントのほとんどが暴力的で批判的な言葉ばかり」と途中涙してしまうシーンも。「インターネットを通して活動してきた5年間で一番ひどいものだったわ」とも語った。

 さらにカリーは、オンラインでのいじめについても言及した。

 「もうこういうコメントを無視して、忘れて、許してしまう人間になるのは疲れた。本当の責任はこんなひどいことを言う人にあるの。もっというと、このようなコメントがあっても放っているメディアも悪いと思う」

 「そうよ、私は太ってるわ。でもだからといって、私が人間以下ってことにはならないでしょ? 私は死ぬべきだってことにはならないでしょ?」

 そしてカリーは最後に、「みんなに知ってほしいんだけど、私はこういう人たちに対して黙ってなんかいないし、女性が自分に満足できるよう手助けすることをやめたりもしない」と決意を話した。

 カリーにとって、英VOGUEに載ったことは誇らしいものだったはずなのに、それが心ないコメントのせいでキャリア最悪の出来事となってしまった。けれどカリーはそれに真正面から立ち向かって、世の中の多くの女性に勇気を与えた。

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