とあるオーストラリア人女性が、3ヵ月の間に3回もテロの現場に居合わせていたことがわかった。

 先週、スペインのバルセロナで起こったテロ事件の現場に居合わせた、オーストラリア出身のジュリア・モナコという女性が、なんとここ3ヵ月の間に3回もテロの現場に居合わせたことが明らかになった。

 数ヵ月前からヨーロッパを旅行中だったというジュリアは、バルセロナのテロ事件のほかに、今年6月に起きたイギリスのロンドンとフランスのパリでも、テロとされる殺傷事件に遭遇したという。

 「私はロンドン橋で殺傷事件が起きた時も、ノートルダム寺院で警察官が襲撃された事件が起きた際も現場にいたの」

 英BBCラジオのインタヴューに応じたジュリアは、先日バルセロナで起きたテロ事件について「一瞬にしてあたりが大混乱になったわ。みんなが叫びだして、走り出した」とその当時の恐怖と混乱した状況を語った。

 しかし、テロという恐ろしすぎる体験を3度も経験したジュリアだが、旅行を中断して母国オーストラリアに帰るつもりはないという。その理由について彼女はこう語った。

 「家に帰ろうという気になれないわ。私はここに残ったほうがいいと感じるの。(旅行を中断したら)テロを起こした人たちに屈することになる。私はここでの目的をやり遂げるつもりよ」

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