英王室のウィリアム王子とヘンリー王子の母であるダイアナ妃は、「人民のプリンセス」としてイギリス国民だけでなく世界中からも愛され、その美しさと劇的な人生はさまざまな形で今でも語り継がれている。
そのダイアナ妃の命を奪ったパリでの交通事故から20年。ダイアナ妃が送ってきた人生を写真と共にプレイバック。
1970年 9歳 両親が離婚して女子校に通う
9歳までは家庭教師をつけて自宅で勉強していたけれど、両親が離婚し父親に親権が渡り、寄宿学校へ入学。
1981年 20歳 チャールズ皇太子と婚約
イギリスのウィンザー城にて、当時33歳だったチャールズ皇太子がダイアナ妃にプロポーズ。最初は冗談だと思ったダイアナ妃に、本気だと伝えたところ承諾したそう。
1981年 21歳 チャールズ皇太子との結婚式
セント・ポール大聖堂で行われた結婚式は、全70ヵ国で放送され7億人以上もの人に見守られながら執り行われた。
ダイアナ妃が着た有名なウェディングドレスは、1万個以上の真珠で飾られており、7メートル以上もあるトレーン付きでかなり重かったと言われている。
1984年 24歳 ハリー王子の誕生
1985年 25歳 ホワイトハウスで俳優ジョン・トラボルタとダンス
1988年 28歳 スペインのマヨルカ島にてウィリアム王子とハリー王子と
1991年 31歳 バレエ鑑賞後にダンサーと
ダイアナ妃は小さい頃バレリーナを目指していたけれど、背が高くなりすぎて断念。プリンセスになってもイングリッシュ・ナショナル・バレエ団への支援は欠かさず行っていた。
1995年 35歳 マザーテレサと対面
1996年 35歳 チャールズ皇太子と離婚
チャールズ皇太子の不倫により、夫婦仲が冷めてしまったチャールズ皇太子とダイアナ妃は、1992年に正式に別居生活を始めたと発表。1996年に約4ヵ月の離婚交渉を経て、王子2人の養育権はお互い平等に持つことに決定し、離婚が成立した。
1997年 36歳 交通事故により死去
パパラッチを巻いている途中に車がコンクリートに正面衝突し、ダイアナ妃は重傷を負う。病院に運ばれるもすぐに息絶え、その早すぎる死は世界中に衝撃を放った。9月6日にロンドン・ウェストミンスター寺院で行われた葬儀は、約25億人もの人が葬儀の中継を見ていたと報じられている。
遺体が保管されていたセント・ジェームズ宮殿の前には、多くの花束が寄せられていた。