今、エミリー・ラタコウスキー、ベハティ・プリンスルー、テイラー・ヒル、ロージー・ハンティントン・ホワイトリー、ドウツェン・クロースといった人気モデルたちがこぞって着用しているブローチが存在する。
この象をモチーフにしたブローチは、Tiffany&Co.から発売されるコレクション「Tiffany Save the Wild」のアイテムで、同コレクションではネックレスなども展開。セレブたちはこのアクセサリーを通してあるメッセージを発信している。
象のアクセサリーが訴えるもの
現在、象は15分に1頭が殺されるという立場に立たされている。それは、象牙のため。
象牙は、昔から高値で取引されおり、象1頭の牙の値段はおよそ1,000万円以上の価値があると言われている。
ワシントン条約で禁止されているが、高値が付けられることがわかっている一部のハンターが密漁を行い問題となっている。
少なくとも年間3万3,000頭以上の象が殺されており、そんな現状から象たちを救うために、Tiffany&Co.がこのアクセサリーを発表した。
このコレクションの売り上げは、売上利益の全額が象の密猟防止や売買防止などのプロジェクトを行っているエレファント・クライシス・ファウンドに寄付される。
日本でも10月よりオンラインストア、11月より一部店舗にて発売される。象の密猟などの影響で、野性の象を見ることが出来る最後の世代と言われている私たち。このプロジェクトによって、1頭でも多くの象が救われることを願う。