女性ラッパーの先駆者であるミッシー・エリオットのヒップホップ系アワードでのパフォーマンスが素晴らしいと話題になっている。

全身黒づくめの異色パフォーマンス

 これまでに全世界で累計2千万枚以上のセールスを記録し、5度のグラミー賞を受賞するなどの輝かしい功績を残し「ヒップホップ界の女王」の称号を欲しいままにしているラッパーのミッシー・エリオット。

画像: 普段のミッシー。

普段のミッシー。

 ビヨンセやファレル・ウィリアムズなど、数々のトップアーティストたちにも敬愛されている彼女が、米現地時間の月曜日(9月18日)に開催されたヒップホップ界の音楽祭「VH1ヒップホップ・オーナーズ」のオープニングアクトとしてステージに登場。

 全身黒づくめという異色の出で立ちで圧巻のパフォーマンスを見せつけ、世間から絶賛の声を浴びている。こちらがその動画。

 全身を光沢のあるエナメルレザーの衣装に身を包んだミッシーは、黒塗りにした顔にシルバーのメイクを施し、髪の毛や眉毛をラインストーンで象るという、この世のものとは思えないほどのフューチャリスティックな姿で自身の1999年のヒット曲「シーズ・ア・ビッチ」を披露。

 ステージ上に設置したプールの水しぶきを巧みに使った迫力あるパフォーマンスとなった。

画像: ダンサーたちもミッシーと同様に全身黒づくめで。その様子はまるで夜にうごめくエイリアンの集会のよう。

ダンサーたちもミッシーと同様に全身黒づくめで。その様子はまるで夜にうごめくエイリアンの集会のよう。

MVの世界観を再現

 この演出は、90年代のヒップホップ界を映像から支えた映像クリエイターとして知られるハイプ・ウィリアムスがプロデュースを手がけた「シーズ・ア・ビッチ」のMVの世界観を再現したもの。

ミッシーとハイプが、20年近くも前にこの革新的なビジュアルに辿り着いていたとは驚き!

  

 「90sゲーム・チェンジャーズ」と副題がついた同番組は、ヒップホップ黄金期と言われる90年代に活躍したアイコニックなアーティストやプロデューサーたちを称えるための一夜に。

 シンガーのマライア・キャリーやラッパーのリル・キム、有名音楽プロデューサーのジャーメイン・デュプリらもステージに登場し、功績を称えられた。

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