史上最年少の若さで「乳がん」と診断された少女が、約2年におよぶ闘病生活を通して感じたこととは一体? 彼女の言葉を聞いて命の大切さを改めて実感。

8歳の時に乳がんが発覚

 アメリカ・ユタ州に住むクリッシー・ターナー(10)は、今から約2年前、当時8歳の時に右胸に痛みを感じるしこりを発見。すぐに病院で検査を受けたところ、乳がんのなかでも非常に稀で、100万人に1人しか発症しないと言われている「分泌乳がん」と診断を受けた。

画像1: 8歳の時に乳がんが発覚

 その時のことについて、クリッシーの父トロイ・ターナーは「一体どうやって娘にがんであることを伝えるか苦しんだ」と米People誌に語っている。

 その後、右乳房と腫瘍を摘出する手術を受けたクリッシーは、順調に回復し、最終的にがんを克服。手術から約2年が経過した今も3ヵ月おきに病院で検査を受けているものの、元気に生活しているという。

画像2: 8歳の時に乳がんが発覚

 現在のクリッシーの様子について、母アネット・ターナーがPeople誌にインタヴューで明らかに。

 「クリッシーは、彼女のなかにあるポジティヴなエネルギーを行く先々で振りまいているわ。みんなに色々なことを教えているの。とくに自分と同じように乳がんと闘う女性たちに、どのように日々を過ごし、良い方向に考えればいいのかを伝えている。『あなたはがんとの闘いに勝ち、生き続けることができる』ってね」

 大人でも「がん」と聞いて恐れる人がほとんどだが、彼女の家族いわく「(事実を)いたって冷静に受け止め、病との闘いを強さに変えた」というクリッシー。そんな彼女が病を通して感じたこととは?

 「がんとの闘病生活は私に何があっても前に進み、決してあきらめないことを教えてくれました。がんという病気を通して、家族がどれほど大切なものであること、そして人生の1秒も無駄にしてはいけないということを学びました」

 こう力強いメッセージを語ってくれたクリッシーは、15、16歳になった時に乳房の再建手術を受けることを予定しており、すでに医者との相談を始めているという。

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