2017年のミス・ワールドの称号は、インド出身の20歳マヌシ・チラーに与えられた。
映画女優のように目をひく美しさを持つマヌシは、医師免許の取得を目指しながら、モデルとしても活躍する、まさに才色兼備な女性。
最終ラウンドでの答えは?
ミス・ワールドの最終ラウンドでは、トップ5に難しい質問が投げられ、この回答内容が優勝を大きく左右する。
マヌシに与えられた質問は、「どの職業が最高額の給与を得るべきか?」というもの。マヌシは笑顔を見せて数秒ほど考える時間を作った後、こう答えた。
私は、母親こそ最も尊敬されるべき存在だと思っています。「給与」はお金だけで与えるものではありません。愛や尊敬でも与えられます。私の最大のインスピレーションは母です。すべての母親が子供のために多くを犠牲にしています。だからこそ、最高レベルのお金、愛、尊敬を受けるべき職業は、母親だと思います。
話している間は緊張した様子をうかがわせたが、この回答が審査員に好印象だったようで、17年ぶりにインド代表がミス・ワールドに輝いた。
ちなみに、トップ5まで残った他の4人の質問と答えの概要は以下の通り。
ミス・イングランド
Q: 世界のリーダーたちと会う機会があった場合、何を話す?
A: 医療分野での世界的なバランス。ミス・フランス
Q: 史上最大の発明は何か?
A: 交通手段。国同士のコミュニケーションに欠かせないため。ミス・ケニヤ
Q: ネットいじめを根絶する方法は?
A: ユーザーの育成と投稿内容の規制。ミス・メキシコ
Q: ミス・ワールドが持っているべき最大の魅力は?
A: 愛。自分に対する愛と世界に広める愛。