Photo:スプラッシュ/アフロ、シンクストック/ゲッティイメージズ
あるレイプ事件の裁判で「女性は嘘をつくのが上手」と発言した加害者側の弁護士に批判が殺到している。

批判殺到の差別発言の中身とは?

 アメリカのテネシー州で行われたあるレイプ事件の裁判で、加害者側の弁護士が「女性は嘘をつくのが上手い」と発言。さらに、その理由について「性的に弱い立場にあるから」と説明し、批判が殺到した。

 加害者のマーク・ジャンニは裕福なビジネスマンで、問題のレイプ事件は被害女性が彼の自宅に事の面接のために訪れた際に起こった。加害者から首を絞められて気を失った被害女性は、目が覚めた時には病院にいたという。

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 ただし、証拠不十分などの理由からマークは無罪放免となった。その結果に異論を唱える声が多方面から噴出している。

 また、上記の非常識な発言をした弁護士が、裁判中に被害女性の事件当時の服装について「セクシーなホルタ―ネックのトップスを着ていた」といった、弁護士とは思えないような不適切な発言を連発していたことに不快感を示す人も。

 今回の裁判の結果と弁護士の発言を受けて、米メンフィスを中心に活動する女性保護団体は「私たちが何を着て、どこへ行き、何を飲もうと、レイプされることとは無関係です」と憤りのコメントを発表した。

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